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野球 コラム 2022年8月16日

大谷翔平、今季165奪三振。対戦した打者の35%を三振に打ち取る

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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11勝目はならずも、今季165奪三振を記録

エンジェルスの大谷翔平は現地8月15日(日本時間16日)、本拠地エンジェルスタジアムでのマリナーズ戦で「2番・投手兼指名打者」で先発出場。

マウンド上では6回7安打2失点、8奪三振1四球と好投するも、2-2の同点で降板となったため、勝敗はつかなかった。打席では4打数1安打で、マウンド上の自身を援護するには至らず、試合は9回に拙守から4失点を喫したエンジェルスが2-6で敗れた。

試合後、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は、「オオタニの165K奪三振はノーラン・ライアンの領域に近い」と題した記事を投稿し、その冒頭で、「ショウヘイ・オオタニは月曜夜のマリナーズ戦で、最高の状態ではなかったが、それでも右腕の二刀流スターは、力強い6回を投げ切って見せた」と、この日の投手・大谷のパフォーマンスを振り返った。

ボリンジャー記者は、「オオタニはこれで今年は117イニングを投げたため、規定投球回数に達した」とした上で、「彼の165奪三振はメジャー5位タイであり、防御率2.69はMLBで11位、アメリカン・リーグでは6位」と、各スタッツでMLBのエリートクラスにランクインしている投手・大谷の数字を挙げた。

「その上、オオタニによる165奪三振は、20先発試合の時点での奪三振数として、エンジェルス史上、殿堂入り投手であるノーラン・ライアンの1977年(211奪三振)と1973年(182奪三振)に次ぐ3番目の記録であり、オオタニは対戦した打者の35%を三振で打ち取っているが、これは規定回数に達した選手では最高」と伝えた。

記事によると、試合後、フィル・ネビン監督代行はこの日の二刀流スターの投球について、「彼は素晴らしい投球をしたと思う。彼は速球を多く投げ、これには今、彼が取り組んでいるツーシームも含まれていた。彼はかなり良い投球を何度もした」と述べたとのこと。

J SPORTS編集部

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