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野球 コラム 2022年7月18日

【ハイライト動画あり】両先発はプロ注目の若手右腕、日本製鉄鹿島が三菱重工Westに逆転サヨナラ勝ち。都市対抗野球 1回戦

野球好きコラム by 大島 和人
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三菱重工West vs. 日本製鉄鹿島

第93回都市対抗野球大会が開幕した。第2試合は日本製鉄鹿島(鹿嶋市/北関東第2代表)と三菱重工West(神戸市・高砂市/近畿第2代表)の対戦となった。

日本製鉄鹿島は大津亮介、三菱重工Westは竹田祐とプロ注目の若手右腕が先発。しかし、両投手とも立ち上りに苦しんだ。日本製鉄鹿島は1回裏、二死2・3塁から5番・高畠裕平が強烈なセンター返しを飛ばす。センターが直接補球を狙うも届かず、2点タイムリー三塁打となり、日本製鉄鹿島が初回に2点を先制した。

しかし、三菱重工Westも反撃。まず2回表に8番・拾尾昌哉が二死1・2塁からレフト前タイムリー安打を放ち、1点差に詰める。3回表には4番・西岡武蔵が二死から2ラン本塁打。3-2と逆転をして、試合は中盤を迎えた。

三菱重工Westは5回表にも追加点のチャンスを得た。一死から2番・和氣暉親が二塁打で出塁し、3番・湯口郁実がレフト前安打を放つ。しかし、和氣の本塁突入は好返球で刺され、試合は1点差で終盤に入る。

試合を分けたのは継投策だった。三菱重工Westは9回裏、2番手投手に金田和之を起用する。阪神タイガース、オリックス・バファローズで計8シーズンプレーし、今年から入社した本格派右腕だ。

日本製鉄鹿島がその金田を攻略。4番・生田目忍は一死から投手強襲安打を放って出塁。金田のグラブに当たって二塁手の逆を突く幸運な当たりだった。5番・高畠がエンドランからレフト前に安打を放つと、三塁送球が逸れて一死2・3塁と一打サヨナラのチャンスになる。

続く、6番・堀越匠が四球を選んで一死満塁となり、7番・柳内一輝がライトオーバーで2者を迎え入れるサヨナラ安打。8回の守備から入っていた伏兵の一打で日本製鉄鹿島が9回裏に2点を加え、逆転サヨナラで試合は決着した。三菱重工Westは3安打2打点の活躍を見せた4番・西岡を筆頭に、2投手に計10安打を浴びせたが、勝ち切れなかった。

◆試合結果

三菱重工West|0 1 2 0 0 0 0 0 0 |3
日本製鉄鹿島|2 0 0 0 0 0 0 0 2X|4

◆投手

・三菱重工West:竹田祐、●金田和之
・日本製鉄鹿島:大津亮介、○山口和哉

文:大島和人

都市対抗野球2022

【ハイライト】1回戦 日本製鉄鹿島vs. 三菱重工West

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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