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野球 コラム 2022年5月17日

【ハイライト動画あり】菊池雄星、6回1安打無失点で2勝目。5月好調の理由は変化球「ビッター」

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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また、今回の古巣対戦では、日本人左腕を知り尽くしたマリナーズ側にアドバンテージがあったとした上で、この日の菊池について、「キクチは球質や制球に関して、ことのほか支配的というわけではなかったが、それでも6回を投げて、マリナーズにハードヒット(鋭い当たりの打球)をわずか3回しか許さず、6奪三振とした」と評価。

その投球内容について、「球種の割合も速球64%、スライダー28%、チェンジアップ8%と、計画通りだったことを示唆している」と振り返った。続けて記事では、「キクチの2022年シーズンは険しいスタートとなり、4月は防御率5.52と、ブルージェイズファンに対する貧弱な紹介となった」と紹介。

「その状況は瞬く間にひっくり返り、5月は3試合の先発登板で防御率1.56としているが、これにはキクチの行った変化が大きな役割を果たしている」と、いかに状況が好転したかを説明。その上で、「トロントは恐らくキクチの何かを解き放ったのであり、もしかしたらキクチの成功は遂に持続可能なものとなるかもしれない」とした。

そして、「今のところは、キクチがレイのようなサイヤング賞獲得のシーズンを送るのではと言う見解にはブレーキを踏む必要はあるもの、最近の彼が正しい方向へ進んでいるのは明らかである」とまとめた。遂に新天地で本領を発揮し始めた左腕は、今後も目が離せない存在となりそうだ。

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