前田健太、負傷に関して気になる続報が届く

負傷者リスト入りした前田健太

前回先発時に前腕の張りで降板し、その後負傷者リスト入りしたツインズの前田健太に関して気になるニュースが飛び込んできた。

現地局『CBSスポーツ』は、現地24日付で電子版に「ツインズのケンタ・マエダがセカンドオピニオンを受ける」と題した記事を掲載し、その中で「マエダは現地火曜に前腕の負傷でセカンドオピニオンを受ける事となり、ツインズはUCL（内側側副靭帯）の問題の可能性を懸念している」と伝えた。

記事では、「月曜に負傷者リスト入りしたマエダは、これまでのところ、前腕の張りと言うこと以上に悪い診断は出ていなかった」とした上で、「しかしながら、今回のセカンドオピニオンを受け、診断は変わる可能性がある」とし、「何かしらUCLに関する問題が出来すればトミー・ジョン手術という望まざる見通しも浮上するが、ツインズは現時点ではその可能性について示唆していない」と、現状をまとめている。

一方、『MLB.com』でツインズを担当するパク・ドヒョン記者も今回の前田に関する記事を現地24日に投稿しており、その冒頭で「ケンタ・マエダは既に負傷者リスト入りしているが、ツインズはどのくらいの期間、彼が負傷者リストに留まる事になるのか分からなくなった」と前置きした。

その上で、「月曜に10日間の負傷者リスト入りしながらも、マエダは今季2度にわたり戦線離脱を強いている問題を抱えた右腕の状態について、更なる見解を模索し続けている」とし、「ツインズのロッコ・バルデリ監督は手術の可能性も排除しておらず、マエダは状態をより良く知るべく、水曜にダラスにて、キース・マイスター医師からセカンドオピニオンを得る事になった」と伝えた。

記事によると、バルデリ監督は今回の件について、「幾つかシナリオは考えられるし、彼はもう今季は投球しないかもしれないが、現時点ではどのようなシナリオも排除したくないと思っている。繰り返しになるが、もうすぐ、我々はより詳しく知る事になる」と述べたとのこと。

また、ドヒョン記者は今後の見通しについて、「バルデリ監督は、今回の訪問後もマエダはさらなる意見を模索するであろうことを示唆しており、今後、関係するグループが適切な量の情報を集めた後、ツインズのチームドクターであるクリストファー・キャンプ医師と共に決断に至ることになる」と伝えている。

今は、軽症である事を願うばかりだ。