人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2021年7月13日

大谷翔平、スーパースターたちが球宴でのリアル二刀流を楽しみにする

MLBコラム by J SPORTS 編集部
  • Line

エンジェルスの大谷翔平は現地7月12日(日本時間13日)、デンバーのクアーズフィールドで開催されたホームランダービーに第1シードの優勝候補筆頭として臨むも、1回戦で対戦したフアン・ソト(ナショナルズ)に敗れ、惜しくも初戦敗退で夏場のお祭りの第1幕を終えた。

敗れこそしたものの、大谷は序盤の劣勢を巻き返して勝負を2度に渡り延長へ持ち込むなど、“ショウ・タイム”よろしく、球場に詰めかけたファンはもとより、両軍のスター選手たちも沸かせるパフォーマンスを披露した。

ホームランダービーは1回戦敗退

地元紙『オレンジカウンティレジスター』は、同日付で電子版に掲載した記事の冒頭で、「ショウヘイ・オオタニは、勝利こそ挙げられなかったものの、ホームランダービーでファンにショウを披露した」と伝えた。

同様に、『MLB.com』も同日付の記事で、「ショウヘイ・オオタニは2度に渡る延長の末、ナショナルズのフアン・ソトに1回戦で敗れはしたが、それでも見事なパワー溢れるパフォーマンスを見せた」と伝えている。

一方、『ニューヨークタイムズ』紙は、大谷が現地13日に同じくデンバーで開催されるオールスターゲームで、アメリカン・リーグの「1番・指名打者」及び「先発投手」として出場することが決まったことから、電子版に特集記事を掲載。MLBを代表するスター選手たちのコメントをベースに、球宴でのリアル二刀流について、「やらない手はない」という論調で伝えている。

記事によると大谷同様、ホームランダービーと翌日のオールスターゲームの掛け持ちとなったアスレチックスのマット・オルソンは、二刀流スターのリアル二刀流出場について、「これは野球のトップレベルであり、彼はその投打の両方で最高レベルのパフォーマンスを見せている。これはクレージーだよ」。

「(トップレベルの)皆がいる中で、彼は投手と打者の両方をやるんだから、クールだね」と賛同。また打者として対戦し、今季は8打数無安打5三振と抑えられている投手・大谷については、「スプリットが1番大きいね」とし、速球とスプリットの見分けが困難である点を強みに挙げた。

今年のホームランダービーで2連覇を達成したメッツのピート・アロンゾ(オールスターは不参加)も、大谷のリアル二刀流を楽しみにしている1人であり、彼はリスクを嫌悪する昨今の野球界の風潮に対して、「野球の問題はそこなんだ。野球もこういう“なぜ駄目なの?”が必要だね」と述べ、大谷の投打での出場に賛同の意を示したとのこと。

さらに記事によると、MLB最高右腕の1人であるヤンキースのゲリット・コールも、「彼は旋風を巻き起こしているよね?彼がその真っ只中にいる以上、僕にはやらない理由は見当たらないね。僕は夢見る男だから、何だって可能だと思うんだ」と述べ、大谷のリアル二刀流をバックアップしたとのこと。

また、コールは今季12回対戦している打者・大谷について、「彼が強い打球を放ったコースの散布図を見てみると、彼は外角高めの内角高めも、外角低めも内角低めも、速球も、変化の大きな投球も打っているんだ」。

「こうなると、調整と遂行の両立が求められることになるのだけど、それは最も難しいことの1つなんだ」と、如何に打ち取るのが困難であるかを語っている。

2021年オールスターゲームの“ショウ・タイム”第2幕は、日本時間の14日(水)に幕が開く。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ