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野球 コラム 2021年7月12日

大谷翔平、ホームランダービーのオッズでも文句なしの大本命

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ホームランダービーに出場

現地7月12日(日本時間13日)にデンバーのクアーズフィールドで開催されるホームランダービーに日本人選手として史上初めて出場する大谷翔平。

目下、本塁打数33本でMLBの首位を快走する二刀流スターは、トップシードでノックアウト方式のコンペティションに挑むわけだが、ブックメーカーによるオッズでも大本命となっている。

『ウィリアム・ヒル・スポーツブック』による最新のオッズによると、大谷は+300(賭け金100ドルに対し配当が300ドル)と最もオッズが低く、2位以下はジョーイ・ギャロ(+450)、ディフェンディングチャンピオンのピート・アロンソ(+500)、マット・オルソン(+600)、サルバドール・ペレス(+800)、フアン・ソト(+800)、トレバー・ストーリー(+900)、トレイ・マンシーニ(+1200)と続いている。

なお、大谷は出場選手中、今季の本塁打数だけでなく、自己最長推定飛距離(470フィート)と。自己最速打球初速(117.2マイル)でもトップに立っており、このオッズは至極妥当と言える。

現地局『CBSスポーツ』は、現地11日付で電子版にホームランダービーに関する予想記事を掲載し、今季既に33本塁打としている大谷については、打球初速110マイル越えの本塁打数がMLBトップの15本となっていることから以下のように言及した。

「ホームランの本数も素晴らしいが、彼がボールを粉砕しているやり方はさらに目を見張るべきもの」とし、「オオタニは出場選手8人のなかの目玉」として、大谷のオッズを伝えている。

しかし、記事では「オオタニは本命ではあるが、対戦する相手も手強い」とし、大谷の他に、ギャロ、アロンソ、オルソンらを対抗として挙げている。

また、大谷が初戦で対戦するソトについても、「彼は今季、印象的なプレーを見せており、メジャーデビューの2018年以降、キャリア通算80本塁打、259打点を記録しているほか、クアーズフィールドではキャリア通算6本塁打を記録している」として、侮り難い相手であると論じている。

さらに同サイトは、識者による優勝予想を掲載した別の記事ではギャロを推しており、「オオタニは+300で本命となっており、これはかなり理に適っている」と前置き、「彼は一大ショーを繰り広げるだろう」とした。

しかしながら、「私はギャロに賭け金を託す」と、今季24本塁打の第2シードが優勝すると予想。記事ではその理由として、「これは見映えを良くした打撃練習であり、レギュラーシーズンの数字は気にする必要ない」。

その上で、「ギャロはリーグで最も力強い選手の1人であり超弩級の力を持っている」からだと主張。その上で、「彼は安定して最初の2ラウンドを突破し、決勝で暴れまくるだろう」と予想した。

大谷が順当に勝ち上がれば、ギャロとは決勝で顔を合わせることになる。果たして決勝で暴れまくるのは、二刀流スターなのか、あるいは力自慢の第2シードなのか。はたまた、別の対抗馬なのか。その答えはもうすぐ出ようとしている。

J SPORTS編集部

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