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野球 コラム 2021年4月15日

秋山翔吾、「強く振ってアジャストする」。メジャー2年目、3割への挑戦。

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ウェイトも出力が上がるようなイメージで行う

多村:前回、J SPORTSのインタビューで『体形を変えずに力をつける』という話がありましたが、具体的にもう少し教えてください。

秋山:仮に、このオフで体重を5キロ増やしても、いい増え方をしないと思います。単純に増えるとパワーが上がったように誤解されがちですが、結局、守って走れもしないと、僕は生き残れないタイプなので。

多村:昨シーズンは7盗塁でチームトップでした。

秋山:それでも少ないんですが。ただ、こういうタイプの選手も必要だと、首脳陣に思わせるとか、ファンに思ってもらえるには、僕が5キロ増やして打球スピードは上がったけれど、重くて走れなくなるとプレーヤーとして生き残れない。そこが一番の理由です。体重を増やさないというのは、しっかりと動ける身体で強く振るという、相反している取り組みなんですけれど。

多村:外見からはユニホーム着ているから分からないけれど、筋力の密度をしっかりとつけるイメージですか?

秋山:それが理想であり、難しいと思っています。それをこのオフは、なるべく体重をコントロールしながら、バットスイングが変わっていくであったりとか、脚力で走り方含めて、出力が上がるような理想を求めてやっています。

多村:トレーニングは毎年ちょっとずつ変えたりしていますか?

秋山:メジャーで受けた衝撃というか、自分の足りなかったところが露骨に出たところがありました。今年はどういう風に動かして、どこに単純にパワーをつければ、パフォーマンスが上がるかというところは、今までの5年間に比べると考えながらやっているかなと思います。

◆8月の不振から9月好調に転じた理由

多村:9月に秋山選手の力は見せてくれたと思いますが、自分の中では満足いかなかった?

秋山:そうですね、1年目のオフ、初めてメジャーを経験して、こうやっていろんな所で振り返って頂いた時に、8月と9月は分かりやすかったじゃないですか、対比が。いろいろバッティングの試行錯誤をしてですが。

もう少し、8月に準備が出来なかったかなと思う。9月に大きく変化したのは、8月にあれだけダメだったら、オフの取り組みに近いような変化が必要だと思ってやり始めた。もっと落ちる前に気づけなかったかな、というのも正直あるんですね。

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