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バドミントン コラム 2022年3月24日

バドミントン日本代表のパリ五輪世代が躍進、全英オープンで3種目制覇

バド×レポ by 平野 貴也
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春の世界一決定戦で日本勢が3種目制覇の活躍を見せた。バドミントンのBWFワールドツアーで最高クラスのスーパー1000、全英オープン最終日が21日にバーミンガムで行われ、混合ダブルスで渡辺勇大/東野有紗(日本ユニシス)が2年連続3度目の優勝を飾った。決勝戦では、東京五輪の金メダルペアであるワン・イーリュ/ファン・ドンピン(中国)をストレートで破った。女子シングルスの山口茜(再春館製薬所)と女子ダブルスの志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)は、ともに初優勝を飾った。

バドミントンは、東京五輪後もコロナ禍の影響で各国の強豪選手の足並みが揃わない時期が続いていたが、今大会は久々に不参加国のないトップレベルの国際大会となった。まだ五輪後でパフォーマンスが戻り切っていないトップ選手がいる一方、次世代の選手が五輪後に勢いよく台頭しており、各種目とも勢力が混沌としている中、日本は2024年パリ五輪をターゲットとする世代が結果を残した(渡辺24歳、東野25歳、山口24歳、志田24歳、松山23歳)。

混合ダブルスの渡辺/東野は、連覇

渡辺勇大/東野有紗(日本ユニシス)

混合ダブルスは、東京五輪で銅メダルを獲得した渡辺/東野が、全英2連覇を飾った。昨年末の世界選手権で銀メダルに輝くなど、五輪後も安定して好成績を挙げている2人は、2024年パリ五輪に向けて金メダル候補への飛躍を目指す段階にある。欧州遠征の第1戦だったドイツオープンでは、チームメートである金子祐樹/松友美佐紀(日本ユニシス)に敗れたが、全英オープンでは準々決勝で雪辱。準決勝では、世界選手権の決勝を含めて3連敗中だったデチャポル・プアバランクロー/サプシリー・タエラッタナチャイ(タイ)も破った。決勝戦の相手は、東京五輪の金メダリストだったが、前衛を務める東野が鋭いネットプレーを連発して試合を支配。後衛の渡辺が得意のドロップ(強打に見せかけて、ネット前に落とすフェイント)を決めて第1ゲームを先取。第2ゲームは中盤でリードを許したが、粘り強い返球でラリーを続けてミスを誘い、じわりじわりと追い上げて逆転に成功。最後は、渡辺のスピードショットが相手のラケットを弾いて勝利した。

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