ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

2021年09月15日

ラグビー日本代表、ポルトガル代表と対戦決定。ほか最新情報

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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1113日、ポルトガルのリスボンにて、日本代表がポルトガル代表と対戦することが発表された。キャップ対象試合となり、出場した選手にはキャップが与えられる。ポルトガル代表とは 2007 年にイタリアで行ったトレーニングマッチ以来の対戦で、テストマッチとしては初めて。

日程: 2021 11 13 日(土) 日本代表 vs ポルトガル代表 14:00(日本時間 23:00)キックオフ予定 ※会場(リスボン)は決定次第発表

◎藤井雄一郎・日本代表ナショナルチームディレクター

「秋のヨーロッパ遠征の 2 戦目にポルトガル代表との対戦が決定し、11 6 日にアイルランド代表、13 日にポルトガル代表、20 日にスコットランド代表と、計 3 試合のテストマッチを行えますことを大変嬉しく思っております。関係者の皆さまのご尽力に感謝申し上げます。今回対戦するポルトガル代表は、ラグビーワールドカップ2023フランス大会の出場枠獲得に向け強化が進んでいるチームであり、ラグビーヨーロッパチャンピオンシップでのハイレベルな戦いを見ても、対戦が非常に楽しみな相手となります。前回に続きコロナ禍で制限の多い中での遠征となりますが、充実したヨーロッパ遠征とすべく準備を進め、チームを強化してまいります。引き続きラグビー日本代表を応援くださいますよう、宜しくお願いいたします」

915日、日本ラグビー協会の理事会後に記者会見した岩淵健輔・日本協会専務理事は、報道陣からポルトガルとのマッチメークの狙いを問われて「現在、マッチメークは非常に難しい状況だが、代表チームの意向も踏まえている」と答えた。アイルランド、スコットランドにはベストメンバーで挑むが、この2カ国と比較すると力の落ちるポルトガル戦では多くの選手にチャンスを与え、戦術戦略を浸透させ、選手層を厚くしていく狙いがあるということだろう。

男子セブンズ日本代表は9月にカナダで行われるセブンズワールドシリーズ2大会の参加を見合わせることを発表した。大会前の隔離期間などカナダの入国条件が厳しいのが理由。日本以外にも複数の国が辞退している。

また国内大会については、中止になった全国中学生大会はなんらかの代替試合を検討中で、近く発表される予定だという。全国高校大会、全国大学選手権については例年通り開催の方向だが、コロナの状況次第ではできない可能性もある。これについて岩淵専務理事は、「私たちが大会をすることによって医療をひっ迫させてはいけない。県をまたぐ移動も大きなポイントで、地域によって選手のコンディションに差があるのも安全面で問題がある」と話し、まだ予断を許さない状況だと話していた。

また大学選手権の出場枠について、本来であれば、前大会の決勝に進出したチームのいるリーグが枠が増えるが、今年は昨年と同じ枠(関東対抗戦5、関東リーグ3、関西リーグ3)になる。昨年度大会の新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインの中に、以下の規定があったため。『次大会の各リーグの出場チーム数とシード枠の決定について、今大会において新型コロナウイルスの影響に起因する一部出場チームの棄権が発生した場合は、公平性を鑑み、次大会も今大会同様の出場チーム数、及びシード枠を踏襲するものとする』

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