ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

2020年09月21日

RWC2019一周年イベント&マイター10カップ

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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920日は、ラグビーワールドカップ日本大会開幕から一年ということで、各地で記念イベントが開催されている。あっという間の一年だったとは思うけれど、COVID-19によってトップリーグや各種大会、そして日本代表戦も中止になるなど、いろんなことがあった。ワールドカップ以降、日本代表の試合がないのは寂しいが、知人からのメッセージなど見ていると、イベントに参加した皆さんは久しぶりに日本代表のことを思い出し、ラグビーに浸って楽しかったようだ。

僕が参加したのは、丸の内15丁目PROJECT特別企画!オンラインイベント「ONE TEAM FESONLINE0920」。YouTube三菱地所公式チャンネルにてオンライン配信された。スタジオでは、矢野武さんが進行し、僕と、浅原拓真選手(日野レッドドルフィンズ)、そして自宅のあるハワイから山田章仁選手(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス)が出演。「2019年ラグビーベストモーメント」で思い出深いシーンをプレイバック。後半は山田選手の進行で「オンライントーク世界大会開幕戦 日本VSロシア」。ロシアからはユーリ・クシュナレフ選手が出演し、日本からは、具智元、徳永祥尭、茂野海人の3選手が次々に登場した。

このコーナーは、丸の内15丁目に住民登録している皆さんが直接選手に質問できるという贅沢な時間。ハンサムで優しいユーリ選手に質問が集中して、具選手が手持ち無沙汰にしているところは可愛いかった。髪の毛が伸びた具選手の姿にコメント欄は「ぐーくん、可愛い!」で盛り上がっていた。バズ画伯こと浅原選手がこのイベントのために描いた日本代表選手たちは、アベンジャーズをイメージしたという力作。スクラムが強くて、絵が上手い人はなかなかいない。貴重な才能だ。

一年前のことを語りながら、改めて僕たちは「人生の宝もの」を得たのだと思った。感動を共有した人々と、何度も何度も語ることができる。そんな思い出はそうはない。2023年のラグビーワールドカップで、また新たな宝ものが得られることは楽しみだけれど、まずは、これから始まる大学ラグビーほか、いろんなラグビーを楽しんでもらえたらと思う。

ところで、919日、オーストラリアのスーパーラグビーAUの決勝戦が行われ、ブランビーズが優勝を飾った。レッズも奮闘して最後まで勝敗の分からない戦いになった。経験豊富な選手が多いブランビーズに安定感があった。大一番は経験が大事だと痛感した。同日、JSPORTSのオンデマンドで、ニュージーランドの州代表選手権「マイター10カップ」のカンタベリー対タラナキの放送があった。これが面白い。昔ながらの横じま襟付きのジャージーをまとうカンタベリーは、PRムーディー、HOテイラー、SHドラモンド、SOモウンガ、WTBブリッジなどクルセイダーズでお馴染みのメンバー。そして、タラナキのFLはラクラン・ボーシェー、SOボーデン・バレット、FBジョーディー・バレットと豪華。本来ならオールブラックスの活動期間で州代表の試合には出なかった選手たちが今年はプレーしている。他にも放送があるのでお勧めですよ。

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