ラグビー愛好日記

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2018/11

S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

2018年11月10日

火曜日からのこと&大東大対流経大結果

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

月曜日のヘイデン・パーカー選手とのトークライブのあとも今週はたくさんお話しする機会があった。これほど続く週は珍しい。記録に残しとこ(笑)。

火曜夜は九段下の九段ハウスで「ラグビーとビジネスのお話」。これは僕もスピーカーの一人で、ファシリテーターは九段ハウスの主人である吉川稔社長。ゲストに神戸製鋼コベルコスティーラーズのチームアドバイザーを務める増保輝則さんを招き、神戸製鋼の今年の強さの要因を聞いた。やはり、ウェイン・スミス総監督の存在が大きいという。チームのカルチャー、歴史を理解し、そのために各選手は何をするべきなのか、そんなアプローチが選手のモチベーションを上げている。ビジネスにつなげるラグビートークも面白かった。

水曜日は早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校で恒例のラグビー観戦基礎知識の講義。今回はラグビーワールドカップの基礎知識について話をさせてもらった。来月は第8回大会までの歴史や今後見ておいてほうが良い試合などについて話す予定。

木曜の朝は、伊勢丹新宿店でマスターカード主催のダン・カーター選手のトークライブの進行役。カーター選手の家に招かれたような設えの部屋でソファーに腰を下ろしてのゆったりトーク。日本代表やオールブラックスのラグビーについても伺ったが、プライベートなことも聞けた。「いま人生の中で一番ビーフを食べているかも」と神戸牛を楽しんでいる様子。各地に観光に行き、試合、練習の合間に日本を満喫しているようだ。「京都にも行くので、インスタでもみじの写真をアップしますね」とも。伊勢丹には以前ラグビー部があったので、大学の後輩や同世代のラグビー関係者の皆さんと会うことができて、楽しいひと時だった。

その夜、新潟の長岡市のスポーツ指導者の皆さんの前で「常勝チームの指導者に学ぶ選手ファーストの指導方法」と題して、勝つ指導者のことについて、これまで取材して感じたことなど話をさせてもらった。強調したかったのはスポーツをただ教えるのではなく、「人を作ること」の大切さ。僕自身はスポーツ指導者を志しながら違う道に進んだので偉そうなことは言えないけれど、取材で感じたことをストレートに話した。貴重な機会をいただけて僕も勉強になった。

金曜日はJ:COMの関西圏のラグビー番組「熱血!トライあんぐる」の収録。内容は日本代表戦がほとんど。11月19日からの放送分だ。そして、11月10日は、秩父宮ラグビー場で関東大学1部リーグの大東文化大学対流通経済大学の試合をJSPORTSで解説だった。

試合は立ち上がりから大東文化大がスクラムで圧力をかけ、前半14分のFL佐々木剛のトライを手始めに着々と得点を重ねた。NO8アマト・ファカタヴァの決定力、俊敏なSH南昂伸の動きも光った。マンオブザマッチは佐々木剛。最終スコアは、46-14。試合後の記者会見で、青柳監督がコメント。「法政大戦で点をとられすぎたので、ディフェンスに重点を置いて2週間準備しました」。平田キャプテンも同じことを話していたが、話す内容が具体的で面白かった。今の大東大について説明するとき、「いろんなタイプの選手がいるなかで、自分が活躍できるプレースタイルを(それぞれが)尊重しあえています」と話したのだが、素晴らしいコメントに感心。

さて、今夜はノーサイドクラブで日野レッドドルフィンズの村田キャプテン、笠原選手を招いてのトークライブだ。

  • Line