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1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB（センター）、FB（フルバック）。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」（岩波ジュニア新書）、「空飛ぶウイング」（洋泉社）、「ハルのゆく道」（道友社）、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」（あかね書房）などがある。
各国代表によるテストマッチ期間を経て、スーパーラグビーが再開される。サンウルブズ は、6月30日（土）、19：55（日本時間 20：55）、シンガポールで南アフリカのブルズと対戦する。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは腰痛の手術のためニュージーランドに帰国し、トニー・ブラウンアシスタントコーチが、ヘッドコーチを代行することになった。
この時期での手術に至った経緯について、ジョセフHCはこう説明した。「ここで手術してトップリーグ開幕までに帰ってくるか、サンウルブズの指揮を最後までとり、トップリーグの序盤を休むか、選択肢は2つでした。6月の日本代表戦終了後に決断しました。それほど痛みに耐えられなくなっていたのです」。来年のラグビーワールドカップに向けてほぼメンバーは固まってきたが、今季のトップリーグもしっかり見て選手選考をしていきたいようだ。ブラウン代行は、ニュージーランドのハイランダーズ時代からの相棒であり、任せることについて心配はしていないという。映像などチェックして情報交換は行う。したがって、ここから3試合の指揮と選手選考はブラウンコーチが代行する。
◎サンウルブズの登録メンバー
1クレイグ・ミラー、2ジャバ・ブレグバゼ、3浅原拓真、4ジェームス・ムーア、5ヘル ウヴェ、6 ◎ヴィリー・ブリッツ、7布巻峻介、8徳永祥尭、9内田啓介、10ヘイデン・パーカー、11山田章仁、12マイケル・リトル、13ジェイソン・エメリー、14セミシ・マシレワ、15ゲラード・ファンデンヒーファー／16庭井祐輔、17石原慎太郎、18ヘンカス・ファン・ヴィック、19グラント・ハッティング、20ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ、21田中史朗、22松田力也、23中村亮土
トニー・ブラウン ヘッドコーチ代行からのコメント
「今週、私たちはとても強力なチームを揃えました。日本代表に参加していた選手で、代表の試合で多くの時 間プレーしなかった選手がチームに戻ってきました。さらにファンデンヒーファーがフルバックとして初めて出場します。彼とマシレワ、山田のコンビネーションはとてもエキサイティングな展開をもたらすでしょう。シンガポール開催ということで、当然今回の試合はとても蒸し暑い中での試合が予想され、肉体的にも消耗するでしょう。しかし、これを自分たちのアドバンテージとして活かし、クイックなゲーム展開、ボールを動か していきたいです。今回ジェイミー・ジョセフヘッドコーチがチームに帯同することができませんが、私にとっては、普段通りのラグビーをするだけです。コーチ陣は素晴らしい仕事をしていますし、チームにいい準備をして、ブルズ相手にいいパフォーマンスを披露したいです」