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1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB（センター）、FB（フルバック）。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」（岩波ジュニア新書）、「空飛ぶウイング」（洋泉社）、「ハルのゆく道」（道友社）、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」（あかね書房）などがある。
9月22日午後、日本代表は、グロスターのキングスホルムスタジアムで前日練習を行った。日本からの報道陣だけでなく、イングランドのメディアなど海外メディアがかなり増えていると感じる。
記者会見には、エディー・ジョーンズヘッドコーチと、トンプソン ルーク、立川理道が現れ報道陣の質問に答えた。「南アフリカ戦の後と言うこともあって、選手にはあざや打撲はありますが、ここ2、3年、タイトな日程での試合を重ねてきたので、コンディションは大丈夫です。いまは明日の試合に集中しています。日本が真剣にラグビーに取り組むラグビー国として、南アフリカ戦の勝利がまぐれではないことを証明したいと思います」（ジョーンズHC）。
「前半30分でリードできれば勝ち目がある」と話した真意について質問されると、「スコットランドは、前半に得点して後半に失点することが多いチームだからです」と答えた。
激闘を物語る傷の残る顔で登場したトンプソンは、「スコットランド戦はすごくいいチャレンジだと思う。集中して挑戦したい」と日本語でコメント。立川は、「南アフリカに勝って自信はつきましたが、目標は決勝トーナメント進出です。先を見ず、この一戦をしっかり戦いたいです」と話した。
報道陣から「プレッシャーを感じているのは日本か、スコットランドか」と質問されたジョーンズHCは、こう答えた。「我々にプレッシャーはありません。プレッシャーとは何をしていいか分からないときに感じるものです。我々は何をすべきか分かっているし、準備もしている。逆にスコットランドはラグビー強国であり、プレッシャーがかかっているでしょう。ジャパンは楽しんで戦いたい。全身全霊で戦って、いい試合を見せたいと思います」
ワールドラグビー（世界のラグビーの統括団体）は、21日、最新の世界ランキングを発表。日本は、2つ順位を上げて11位となり、12位に下がったスコットランドの上に立った。南アフリカは3位から6位に下がり、トンガに勝ったジョージアが13位に上がった。
順位は以下の通り。
１＝ニュージーランド
２＝オーストラリア
３＝イングランド
４＝ウェールズ
５＝アイルランド
６＝南アフリカ
７＝フランス
８＝アルゼンチン
９＝フィジー
10＝サモア
11＝日本
12＝スコットランド
13＝ジョージア
14＝トンガ