ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2014年10月19日

中国セブンズ最終結果

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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10月18日、19日に中国・北京で開催されたARFUアジア女子セブンズシリーズ2014 「中国セブンズ」に出場した女子セブンズ日本代表(サクラセブンズ)は、決勝で中国に勝ち優勝。この結果、ARFUアジア女子セブンズシリーズ2014第1戦「香港セブンズ」と合わせたシリーズポイントで、シリーズ2位(1位中国、3位香港)になった。

一方、同時に行われたARFUアジアセブンズシリーズ2014「中国セブンズ」に出場した男子セブンズ日本代表は、準決勝で韓国に惜敗し、3位/4位決定戦では、スリランカに勝って、本大会を3位で終了。この結果、ARFUアジアセブンズシリーズ2014第1戦「香港セブンズ」、第2戦「マレーシアセブンズ」と合わせたシリーズポイントで、シリーズ3位(1位香港、2位韓国)となった。

■女子結果
10月19日(日)
カップ準決勝
日本代表○17-0●香港(前半12-0,後半5-0)
カップ決勝
日本代表○24-19●中国(前半5-12,後半19-7)

◎浅見敬子ヘッドコーチ
「まずはサクラセブンズを応援してくださった皆様に感謝したい。その応援が力になった。中国セブンズで優勝できたことは嬉しいが、結果を出さなくてはいけなかったコアチーム昇格決定大会やアジア競技大会で結果を出すことができなかったので、悔しい思いを持ってこの大会に臨んだ。今回、アジア競技大会に続いて一大会で中国と2度対戦できたことは良い経験になった。今まで入りのところで力が入ってしまっていたが、今回はリラックスして試合に臨むことができた。8月から4大会と試合が続いたが、それを通して選手たちは成長した。その選手の成長を、今回中国から挙げた2勝で実感している。今後も引き続き強化の課題を見直しつつ、今回の優勝に自信をもって、この先のオリンピック予選につなげていきたい」

◎中村知春キャプテン
「決勝の中国戦では途中で点差を広げられたが、後半に追いつくことができたのはフィットネス強化の成果。チームみんなで魂のこもったディフェンスを行い、中国にくらいついたのが今回の勝因。アジア競技大会で負けを経験し、その後プレーの精度を修正した結果、今回はボールをつないでトライを取り切ることができた。中国はオリンピック予選に向けてのいいライバルなので、今後も相手を上回る成長を続けていきたい」

■男子結果
10月19日(日)
カップ準々決勝
日本代表○14-12●カザフスタン(前半7-5,後半7-7)
カップ準決勝
日本代表●21-24○韓国(前半14-7,後半7-17)
3位/4位決定戦
日本代表○24-19●スリランカ(前半12-7,後半12-12)

◎瀬川智広ヘッドコーチ
「中国セブンズを3位で終了し、2014年のアジアセブンズシリーズは一度も優勝することができず、シリーズの総合順位でも3位という大変不本意な結果に終わった。日本代表である以上は結果が全てであり、特にアジアのチャンピオンの座を守れなかったことにヘッドコーチとして責任を感じている。大会毎にメンバーが入れ替わり一貫した強化という課題は残ったままだが、シリーズの香港セブンズでの松井(千士)や本大会に出場した桑山など将来性のある若い選手が日本代表として国際大会に出場した経験を、今後に繋げていかなければならない。最後になりましたが北京でも多くの現地日本人の皆様にサポートと声援を頂き心から感謝致します」

◎高森一輝キャプテン
「大会を通してタフな試合が続いた。若いメンバーが多くセブンズの経験も浅い中で、チームを作っていくことが大変だった。優勝を目指していたので残念な結果になったが、試合をするごとに1試合1試合レベルが上がっていくことも実感できた。今回の経験を必ず次回につなげていきたい」

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