ラグビー愛好日記

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2014/03

S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
現役時代のポジションは、CTB/FB。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
ラグビーマガジン、ナンバー(文藝春秋)などにラグビーについて寄稿。J SPORTSのラグビー解説も98年より継続中。1999年から2015年の5回のラグビーワールドカップで現地よりコメンテーターを務めた。著書に「ラグビー愛好日記トークライブ集」(ベースボール・マガジン社)3巻、「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)などがある。

試合レポート 2014年03月23日

東京セブンズ2014・2日目

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

201403231

3月23日は、東京セブンズ2014の2日目。各順位決定トーナメントが行われ、頂点に立ったのはフィジーだった。カップトーナメントの準決勝は、ニュージーランド対フィジー、イングランド対南アフリカとなり、決勝戦はシリーズ2位の南アフリカと、3位のフィジーという対戦になった。フィジーは、ニュージーランドと南アフリカという今シリーズの2強を破る見事な優勝だった。

決勝戦のキックオフ前、両国国歌が流れると、フィジーのコリニサウ主将の頬を涙がつたった。「いつも支えてくれる家族、両親、兄弟のことを思うと、こらえきれなかった」。それほど、フィジーではセブンズ(7人制ラグビー)が国民から注目され、勝利を義務付けられているということでもある。

立ち上がりから、フィジーはその走力をいかんなく発揮し、ムレヴォロ、マシレヴらが次々にトライラインを駆け抜けた。26-26の同点に迎えたノーサイド直前、自陣深くから独走したナジングがダメ押しトライをあげて勝利を決めた。

ベン・ライアンヘッドコーチは、「東京と香港の2大会で、22ポイントずつ(シリーズポイント)獲得するのが目的だった」と、シリーズ優勝を目指して負けられない戦いだったと明かした。元イングランド代表ヘッドコーチは、「フィジーにはセブンズに対する情熱がある。これはどこにも負けない。ヘッドコーチをすることができて幸せ。ヘッドコーチとしてのゴールは、リオ五輪での金メダル」と淡々と語った。

日本代表は、ボウルトーナメント準々決勝で、サモア代表と対戦。開始1分のロマノ・レメキの先制トライから狙い通りのプレーが次々に決まった。橋野のキックを渡邊と藤田が追い、トゥキリにつないでトライ。前半終了間際にはキックオフを桑水流が競り合ってボールを奪い、最後は渡邊がトライをあげて、28-0とリードを広げた。後半も着々と加点する日本代表は、途中出場の福岡が橋野のキックをダイレクトにキャッチしてダメ押しトライするなど観客席を沸かせて、42-12と快勝した。ボウル優勝の夢も膨らんだが、準決勝ではウェールズに対して、サドンデスの延長戦まで持ち込みながら敗れた。

次週は香港セブンズが開催される。日本代表は、ワールドシリーズ全大会に参加できるコア15チームへの昇格決定トーナメントに出場する(昇格できるのは1チーム)。最終的にはロシア、香港らと昇格を争うことになりそうだ。

  • Line