ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

試合レポート 2013年11月17日

高校の京都代表は、府立桂!

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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20131117

11月16日、17日は、各地で全国高校大会の地区予選決勝が行われたのだが、僕は地元・京都の宝ヶ池球技場に行っていた。ラグビーマガジンにレポートを書くためだったのだが、決勝に進出してきた桂高校がどんなラグビーをするのかにも興味があった。

結論として、裏切られない試合を見せてもらった。マイボールのキックオフからのトライも見事だったし、インターセプトも準備していた通りらしく、モールからの一気のトライは京都成章のお株を奪うものだった。1、2年生がメンバーの半分以上を占める京都成章は、焦りもあってミスを繰り返した。それらも、すべて桂高校の想定通りだったようだ。「選手がプラン通り動いてくれました。試合中は選手に任せていたので、僕は特等席で試合を見させてもらいました。学校の先生をしていた良かったです」

桂高校の杉本修尋監督は、京都教育大学卒の50歳。数学の先生ということもあって、ラグビー的ではない発想と、理詰めのチーム作りで定評がある。杉本監督が指導したチームは京都のベスト4には行く。桂高校も10年前は合同チームでしか試合に出られなかった。この日も、ワンポイントで選手起用を考えるなど、興味深いチーム作りの話しを聞かせてもらえた。京産大など地元の大学にも出げいこに行き、体づくりも徹底して、ようやく全国レベルの平均体重90キロのFWを作ってきた。「とにかく食べさせて、90キロになったのは、1週間前です(笑)」。

桂高校は現3年生が中学の頃から注目されていた選手が多く、監督の次男である杉本頼亮選手がSOを務めて試合を組み立てている。今年のチームは昨年から、「今年は桂かも」と言われ続け、その期待に応えた形だ。京都成章、伏見工業以外の高校が京都の代表になるのは、実に19年ぶり。府立高校では、なんと、昭和39年の鴨沂(我が母校!)以来だ。ほんと、凄いことをやってのけましたね、杉本先生。花園も楽しみにしております。

大阪では、東海大仰星、大阪桐蔭、大阪朝鮮、奈良では、6年ぶりに天理が御所実業を破って出場を決めている。

■京都府予選決勝
京都府立桂高校○26-5●京都成章(前半12-0)

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