ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2013年03月26日

アジアンスクラムプロジェクト

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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日本ラグビー協会が、「アジアスクラムプロジェクト」で、ラオスとスリランカに新たにコーチを派遣する。同プロジェクトは、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップ2019の成功に向け、アジアラグビー界の普及・強化やアジアの国同士の協力体制構築に取り組む活動。

今年はすでに、3月21日から5月20日までの期間で、内山達二さん(流通経済大学ラグビー部監督、日本ラグビーフットボール協会リソースコーチ)と、中川雄太さん(早稲田大学ラグビー部コーチ、日本ラグビーフットボール協会リソースコーチ)の2人がインドネシアに派遣され、現地の指導者養成や選手育成、ラグビー普及を行っている。

今回は、独立行政法人国際協力機構(JICA、田中明彦理事長)の協力のもと、JICAのボランティア事業を通じ、指導者3名を派遣。地域レベルでの青少年を対象にした普及活動、クラブチーム及びナショナルチーム等の競技能力向上に向けた技術指導、指導者育成を目的に活動を行う。JICAの「短期ボランティア(青年海外協力隊)」としての派遣。

【ラオス派遣】
高濱丈輔さん(35歳)、京都府出身、所属:日本ラグビーフットボール協会。派遣先:ラオス・ビエンチャン市シサタナック郡(予定)、派遣期間:2013年3月27日〜6月26日

高濱丈輔さん
「このような機会を得られたことを喜んでいます。参加の拡大から国際競技力の向上まで、ラオスのラグビーの発展に尽力したいと思います。併せて、このアジアスクラムプロジェクトが、アジアで初めて開催されるラグビーワールドカップ2019に向けて意義あるものになるよう努めます」

【スリランカ派遣】
古川新一さん(32歳)、大阪府出身、所属:ヤマハ発動機株式会社、派遣先:スリランカ・クルネーガラ県クルネーガラ(予定)、派遣期間:2013年3月26日(火)〜6月23日(日)
白馬悠さん(29歳)、茨城県出身、所属:日本ラグビーフットボール協会、派遣先:スリランカ・バドゥッラ県バドゥッラ(予定)、派遣期間:2013年3月26日〜6月23日

古川新一さん
「JICAボランティア事業を通じ、スリランカのラグビーの発展に携われる事を、大変嬉しく感じています。スリランカではラグビーが盛んで、クリケットに次ぐ人気のスポーツです。スリランカのラグビーの発展に貢献し、両国の友好関係が深まるようベストを尽くします」

白馬悠さん
「昨年のニュージーランドへのコーチング留学に続き、このような機会を得られたことを嬉しく思っています。2019年の日本でのワールドカップ開催に向けて、アジアのラグビーの発展に貢献してきます。日本の指導者の代表として日の丸を背負い、スリランカのラグビーの普及、強化に貢献出来るよう、精一杯頑張ります」

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