ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
現役時代のポジションは、CTB/FB。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
ラグビーマガジン、ナンバー(文藝春秋)などにラグビーについて寄稿。J SPORTSのラグビー解説も98年より継続中。1999年から2015年の5回のラグビーワールドカップで現地よりコメンテーターを務めた。著書に「ラグビー愛好日記トークライブ集」(ベースボール・マガジン社)3巻、「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)などがある。

試合レポート 2012年06月10日

日本対トンガ戦結果ほか

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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10日は秩父宮ラグビー場だった。パシフィックネーションズカップ(PNC)の第2節を取材した。第1試合は、12時10分キックオフで、サモア対フィジー戦。接戦になったが、サモアがBKの展開から防御を破り、WTBデイヴィット・レミのトライなどで競り勝ち、2戦2勝とした。フィジーは1勝1敗で帰国。23日に、地元でトンガと対戦する。

日本代表対トンガ代表は、午後2時10分に始まった。観客は、7,719人だが、日本代表をサポートしようという熱気を感じた。トンガのキックオフを日本が攻め返すが、ターンオーバーされ、その後も防御に接近したパスをインターセプトされるなど、立ち上がりは苦しい戦い。それでもボールキャリアーのボールをもぎ取るようにパスをつないで前進し、なんとか持ち直す。トンガにPGで先制された直後の10分には、CTBニコラスとSO小野のループで小野が抜けだし、FB五郎丸がゴールラインに迫ったがトライを獲りきれなかった。13分、日本代表がゴール前のラインアウトからモールを押し込んで、NO8ツイが逆転のトライ、五郎丸のゴールも決まって7-3とする。

しかし、日本は直後のキックオフでキャッチミス。ここでのスクラムからトンガNO8マアフ、SHモアでサイドアタックを仕掛けられ、モアのスピードに内側のディフェンスが崩され、WTBタウファに簡単にトライを奪われてしまう。「テストマッチであんなに簡単にトライを与えてはいけない。きょうの敗因はディフェンス」とエディー・ジョーンズヘッドコーチが語るイージーな失点だった。

17-10とトンガリードで後半に入ると、日本は前半より以上にボールを継続して素早く仕掛けようとする。ツイの大幅ゲインでチャンスを作り、五郎丸がPGを狙ったが、これがポストに跳ね返り、そのボールを五郎丸がとってインゴールに押さえるという、ユニークなトライで17-17の同点に。観客席も大いに沸いた。後半なかば過ぎからトンガの足が止まり始めたのだが、日本も疲れからか、素早いテンポで攻められなくなり、21分には、交代出場のカホに決勝トライを奪われる。ディフェンスを中央に集まられて、外側のスペースを攻められる失点だった。5日のフィジー戦から、ブレイクダウンでの2人目の仕事の質などは向上したが、接点で圧力を受けるとサポートも薄くなり、何度もターンオーバーを許した。

試合後、日本代表には温かい拍手が送られたが、廣瀬俊朗キャプテンは、「残念で、がっかりです。あと一歩のところで勝てない。これが現実。もう一度、ハードに練習し、頭もクリアにクレバーにやっていきたいと思います」と悔しそうに語った。エディー・ジョーンズヘッドコーチは、「初歩的なエラーで簡単に失点した。勝ちきるチャンスも生かせなかった。素早くボールを動かそうとういう選手の努力は嬉しく思うが、いまは痛みを感じながら成長している段階」とコメント。また、「フィットネスで相手を上回れていない」とも話し、さらなるハードな練習を続け、「このメンバーで勝つ方法を探していく」と語った。

次戦は、秩父宮ラグビー場で17日、対サモア代表。

■試合結果
サモア代表○29-26●フィジー代表(前半18-13)
トンガ代表○24-20●日本代表(前半17-10)

お知らせ◎ノーサイドプロジェクト2012年水無月
ファン同士のアフターマッチファンクション開催。パシフィックネーションズカップ、サモア戦を終えた日本代表選手もやってきます。選手達の生の声を聞き、激励してください。そして、ファン同士で交流しましょう。

日時:6月17日、午後4時〜5時
場所:秩父宮ラグビー場メインスタンド、コンコースにて
内容:日本代表OBの解説トーク、日本代表選手との交流
雨天決行、入場無料
※飲食は、売店にて可
主催:ノーサイドプロジェクト、日本ラグビーフットボール協会

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