ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2011年09月25日

カナダ戦メンバー他

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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201109251

今朝のSUNDAY STAR TIMESは、FRENCH TOASTの見出し。

201109252

25日のオークランドは朝から雨が降っている。僕はプールDの3位争いで注目されているサモア対フィジー戦を取材した。イーデンパークの周辺も冷たい雨だった。チケットは売り切れというが、悪天候もあって、ほんの少し空席があったが、ほぼ満員。サモア、フィジーの人たちがいかにニュージーランドにたくさん住んでいるかの証だろう。

201109253

会場のスクリーンにカウントダウンの数字が映し出されると、観客が大きな声で数える。試合内容も面白かったが、一進一退の攻防を、サモア、フィジーの観客たちが一喜一憂しながら笑顔で楽しんでいる。それがとても良かった。きょうは、プールBの注目カード、スコットランド対アルゼンチン戦もあり、見逃せない試合が続く。

日本代表のカナダ戦メンバーが発表になった。谷口は怪我があるようだ。今大会、出場するたびに高いパフォーマンスを発揮している大野均が控えなのは疑問。PRはローテーションらしいが、テンポの早いジャパンスタイルを目指すと言うのなら、畠山、大野は先発させるべきだと思う。最後の試合なのだから。ただし、この試合は後のない総力戦。カナダは十分な休息のあとにこの試合を迎えており、日本の22人がフルに力を出し切らないと勝てない。思い切った選手交替で運動量を落とさず、なんとしても勝利をもぎとってもらいたい。

ラグマガの森本さんが、メンバー発表記者会見の様子を教えてくれた。
《カナダ戦のメンバー発表会見は終始重苦しい雰囲気。菊谷主将以下、遠藤、田中、堀江ら出席した4選手も伏し目がちで敗戦のショックを感じさせました。JKは冒頭で「ジャパンスタイルを貫けば、どんな相手にも通用する」とこれまでやってきたことをやりぬく決意を述べました。先発に藤田を起用したことについては「畠山とは順番で起用する。どちらが先に出るかの話。藤田はスクラムで成長している」。遠藤は「トンガ戦では、気持ちと身体が空回りしてチームの足を引っ張った。もう一度チャンスをいただけたので、今度はチームに貢献したい」と巻き返しを期していました》

◎カナダ戦の日本代表メンバー
1平島久照、2堀江翔太、3藤田望、4トンプソン ルーク、5北川俊澄、6バツベイシオネ、7マイケル・リーチ、8菊谷崇、9田中史朗、10ジェームズ・アレジ、11小野澤宏時、12ニコラスライアン、13アリシ・トゥプアイレイ、14遠藤幸佑、15ウェブ将武/16青木佑輔、17畠山健介、18大野均、19タウファ統悦、20日和佐篤、21マリー・ウィリアムズ、22ブライス・ロビンス

首脳陣の公式コメント
◎ジョン・カーワンヘッドコーチ
「最終戦であるカナダ戦では、スタートから自分たちのリズムで試合を進めていきたいと思います。課題であるラックで勝ち、ボールをキープし、テンポの早いジャパンスタイルを完成させ、勝利をつかみたいです。カナダチームも厳しいプレッシャーをかけてくるでしょう。相手の激しいディフェンスに屈することなく、試合を有利に展開し、チャンスはしっかり活かし、全力で戦います」

◎菊谷崇キャプテン
「カナダ戦はワールドカップ最終戦となります。80分間、持っている全ての力を出し切り、日本ラグビーの歴史を変えるために死力を尽くします」

9月24日・25日、マレーシアのボルネオにて行われている「HSBCアジアラグビーセブンズシリーズ2011 ボルネオセブンズ」に参加している男子7人制日本選抜は、大会1日目(24日)に以下の通り3勝。プールC1位通過で、決勝トーナメントへ。

プールC
男子7人制日本選抜○38-17●7人制フィリピン代表
男子7人制日本選抜○19-7●7人制UAE代表
男子7人制日本選抜○33-5●7人制カザフスタン代表

●男子7人制日本選抜(大会規定番号)
1.◎山内貴之、2.柳川大樹、3.ロテ・トゥキリ、4.シュウペリ・ロコツイ、5.彦坂匡克、6.鶴田諒、7.豊島翔平、8.荒牧佑輔、9.竹中祥、10.藤田慶和、11.渡邊太生(◎はキャプテン)

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