ラグビー愛好日記

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2011/09

S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2011年09月01日

大崎トークライブ&網走

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

9月1日の朝、羽田空港から女満別空港へ。網走でトップリーグ各チームの合宿を取材するためだ。JSPORTSの仕事である。女満別空港の気温は、なんと、34度超! そのまま各チームが練習するグラウンドへ。ご覧の快晴。

Abashiri1

昨夜は、山手線「大崎駅」の駅から直結しているTHE FooTNiK 大崎店というパブで、ラグビーマガジン主催のトークイベントに行ってきた。田村一博編集長、森本優子さんを進行役に、ゲストが小林深緑郎さん、藤島大さん、僕、そしてスペシャルゲストとして大畑大介さんが参加。店内は、100名を超える満員のお客さんで熱気にあふれていた。このお店、ガラス張りなので、外から店内が見える。道行く人が、何をやってんだろうと、のぞいているのも面白かった。写真は、ラグマガ別冊のワールドカップ展望号。情報満載の労作だ。

Cover_rwc11_preview

4年前も、同様にラグマガ取材のワールドカップ展望トークライブがあった。久しぶりに旧知の面々と一緒にイベントに臨めたし、最近は関西でのトークイベントが多かったから、久しぶりにお会いしたお客さんもいて、なんか落ち着くというか、ホームグラウンドに帰ってきた感じがあった。それにしても、大畑大介さんは華がある。最近、テレビなどに数多く出演しているからかもしれないが、以前にも増してキレのあるトークで場を盛り上げてくれた。

Osaki2

大会予想は実に楽しかった。決勝トーナメントの組み合わせ予想では、僕が最も順当にニュージーランド対オーストラリアにしたのに対し、みんなひねっていた。小林さんは、南アフリカ対オーストラリア。「毎度ニュージーランドに裏切られているので、今回は最初から違うように予想します。W杯で今のニュージーランドに勝てるのは南アフリカだけです」。森本さんは、ニュージーランド対イングランド。「ウィルキンソンが何かやってくれそう」などなど。

Osaki3

日本の勝敗予想は、期待感ただよう甘めと辛いものが人それぞれに。それぞれ理由が面白いのだけれど、今回のカナダ戦は前大会同様、レフリーはジョナサン・カプラン氏。「前回はインジュリータイムを長くとって、日本びいきだったと言われていますからね」という藤島さんの気になるコメントも。大畑大介さんは、3勝2敗。つまり、準々決勝まで行く計算。「選手はみんなその気でいますから」と選手目線。打ち合わせしたわけでもなんでもないのだが、それぞれが違った意見で面白かった。結局、みんなサービス精神旺盛ってことかも。みなさんの質問に答えるコーナーあり、プレゼントコーナーありで、あっという間の2時間だった。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

追記◎ライブが始まる前に大畑さんと、初戦の緊張感について少し話した。W杯の初戦というのは誰だって緊張するのだが、1999年大会初戦のサモア戦は、キャンプ地とも違うし、初めてのグラウンドだったため、緊張感がより増したらしい。逆に2003年大会では、キャンプ地のタウンズヴィルでの試合で、地元サポーターの支援を受けて、スコットランド代表と好勝負ができた。今回の初戦の会場は、ノースハーバーだ。ここは、昨年、日本代表が試合しているし、JKの生まれ故郷にも近く、フランスに挑戦する日本への応援はホームと同じ感じになるだろう。「だから、チャンスなんです」。力強い言葉だった。

  • Line