ラグビー愛好日記

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2011/06

S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2011年06月05日

神鋼対埼玉TL選抜&山賀劇場

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

日曜日は熊谷ラグビー場だった。土曜日は友人の結婚式。新郎新婦ともに親しかったのでとても楽しい時間を過ごした。矢野さんと深緑郎さんと僕で、新郎の高校時代の映像に実況解説をつける企画も。これ、けっこう面白かった。お幸せに!

Jun

日曜日の朝は渋谷から湘南新宿ラインに乗って熊谷へ。熊谷ラグビー場開設20周年&東日本大震災復興支援チャリティマッチとして行われる「神戸製鋼コベルコスティーラーズ 対 埼玉県トップリーグ選抜」をお手伝いするためだった。午前中は、子供達のラグビーを眺めて、ほのぼのした気分に。

Kumagaya

メイン試合は午後1時キックオフ。立ち上がりから、神戸製鋼がキックを使わずにボールをつなぎ続けて攻勢に出る。埼玉県トップリーグ選抜も、CTBカトニ・オツコロのビッグタックルなどで応戦するが、神戸製鋼は、開始2分、ゴール前のラインアウトからモールを押し込んでPR中川昌彦がトライ。12分にジョシュ・ブラッキー、26分にはHO松原裕司がインターセプトから約60mを走りきり、29分は、ベテランのNO8伊藤剛臣が軽やかなステップワークで約30mを走りきって右隅にトライ。ボールを高々と空に放り投げ、観客を喜ばせた。

後半は埼玉TL選抜も反撃し、CTB三友良平の再三の突破、LO篠塚公史のインターセプトからの独走トライなどで見せ場を作ったが、とどかなかった。最終スコアは、50-12。後半25分には、PR山賀敦之も登場し、盛んな拍手を受けた。

神戸製鋼の苑田ヘッドコーチは、「まだチームプレーを作り上げる段階ではないのですが、きょうは、キックオフから蹴り返さずにつないだり、相手キックも簡単には蹴り返さずに攻めるなど、できるだけキックを少なくする戦いをしてみました。ただ、いまは厳しいトレーニングで走り込んでいるので、後半疲れも出ましたね」と語った。

マンオブザマッチは、独走トライの伊藤剛臣。埼玉TL選抜では、引退を表明したPR中島貴司(クボタスピアーズ)、HO塚越賢(東芝ブレイブルーパス)、そして、山賀敦之(セコムラガッツ)の3人に、埼玉県ラグビーフットボール協会から功労賞が贈られた。写真は、伊藤剛臣と中島貴司。中島は、山賀のラブコールにもかかわらず、プレーせず。「引退を表明した自分が出場するのは、神戸製鋼に失礼」と出場を固辞したという。

Takechan

というわけで、写真による山賀劇場の、はじまり、はじまり。

トレードマークのピチパン姿で登場。「あの、いま肘を痛めていまして、出場は10分ほどになります」
Yamaga

試合直前、タイソン中島さんをチラ見!
S1_3

「タイソンさん、ぜひ、一対一、お願いします!」
S2

「お〜、いい感じです〜。やっぱ、ぜんぜん違いますね〜」
S3

「タイソンさん、お疲れさまでした。僕はトライするまで辞めません!」
Yamagataison
注)コメントはすべて想像です。

追記◎試合後、大畑大介さんにショートインタビュー。「神戸製鋼、後半も畳みかけて欲しかったですね」、「熊谷ラグビー場はいろんな選抜チームの合宿で来たので、鍛えられたイメージが強いです」、「今後は、被災地へも行って活動したいと思っています」などなど。この日は朝11時から約2時間、メインスタンドでひたすらファンのみなさんにサインをしていた。ちなみに、この日、大活躍だった神戸製鋼のルーキーWTB中濱寬造選手のことを賞賛していた。即戦力の期待大である。

Ohata

お知らせ◎ハーフタイム専用マガジン「ラグビーカフェ」が初めて秩父宮ラグビー場を飛び出して熊谷で販売されていた。僕も購入しました。最新号「12号」(200円)は、女子日本代表の井上愛美選手。小学校1年生のときからラグビーを始めたエピソードなどインタビューもあり。次の販売は、6月26日の秩父宮ラグビー場にて。

Cafe

  • Line