ラグビー愛好日記

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2011/03

S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2011年03月20日

7人制日本代表出発ほか

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

金曜日から日曜日にかけては、東京にいた。さまざま仕事で動き回っているとき、ふとビルの谷間を見上げた。そういえば、最近、ブログで花を紹介してないなぁと思いながらシャッターを切った。

Flow

この週末、JSPORTSで海外ラグビーの解説。その他の数試合も見た。シックスネーションズでは、アイリッシュ魂が母国を飲み込み、スーパー15では、ストーマーズとブルズが激しい肉弾戦。放送はされていないが、クルセイダーズがぐんぐん調子を上げている。ハイランダーズ戦のハイライトはコチラ。

男子7人制日本代表は、3月21日、香港、オーストラリア遠征に出発。3月25日〜27日、セブンズワールドシリーズの香港大会、4月2日、3日のオーストラリア大会に出場する。当初発表されていたメンバーの中で、友井川拓(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス)、釜池真道(NECグリーンロケッツ)が、震災の影響による仕事の都合で不参加となり、大学生から追加メンバーが選出された。

また、女子7人制日本代表も、3月22日、香港遠征に出発し、3月25日に香港ラグビーフットボールクラブにて開催される「香港ウィメンズラグビーセブンズ」に出場する。

男子日本代表メンバー◎成田秀悦(サントリーサンゴリアス)、レプハ・ラトゥイラ(近鉄ライナーズ)、山内貴之(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)、シオネ・テアウパ(大東文化大4年)、ロテ・トゥキリ(白鴎大4年)、 ロトアヘア・ポヒヴァ(埼玉工業大3年)、坂井克行(早稲田大4年)、正海智大(同志社大3年)、追加メンバー:豊島翔平(東海大4年)、中濱寬造(早稲田大4年)、中靏隆彰(早稲田大2年)

監督:村田亙、チームマネージャー:岩渕健輔、トレーナー:南川真一、ストレングス&コンディショニングコーチ:下農裕久、テクニカル:岩井優

◎男子7人制日本代表・村田亙監督
「まず、東北地方太平洋沖地震で被災された皆様、現在も避難生活をされている皆様に、お見舞いを申し上げます。今回の7人制日本代表の海外遠征をするにあたり、このような状況で実施する方向で話がまとまったことに対し、非常に悩みましたが、7人制ラグビー日本代表として何ができるのかということを考えました。今回参加を予定している香港大会は24ケ国が参加、アデレード大会は16ケ国。7人制ラグビーとしては世界的に注目される一番大きな大会になります。各事情によりメンバー変更などありましたが、その中でも我々7人制ラグビー日本代表は、日本の代表として誇りを持って戦い、日本の皆さまに勇気を与えられるような試合をするとともに開催地にいる海外の方々にも今の日本の現状を知って頂くきっかけとして、そして日本が勇気を持って戦う姿を示したいと思います」

女子日本代表メンバー◎兼松由香(名古屋レディース)、伊藤絵美(名古屋レディース)、藤崎朱里(Rugirl-7)、鈴木彩香(横濱ラグビーアカデミー)、井上愛美(世田谷レディース)、田坂藍(日体大女子)、冨田真紀子(世田谷レディース)、鈴木実沙紀(市立船橋高校3年)、三樹加奈(県立高鍋農業高校)、原仁以奈(市立船橋高校3年)

日本協会女子委員会委員長:岸田則子、ヘッドコーチ:黒岩純、コーチ:浅見敬子、トレーナー:磯あすか

◎女子7人制日本代表・黒岩純ヘッドコーチ
「東北地方太平洋沖地震の影響で、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。このような状況の中、今回の遠征を実施できることは、今まで以上に貴重な機会であると、選手スタッフともに認識しています。被災された方々のことを胸において、今自分たちができることをしっかり考え、精一杯やってきたいと思います。そして、日本の皆さんを力づけられるような姿をお見せできるように、頑張ります」

4月3日に予定されていた伝統の大会「第53回 YC&AC JAPAN SEVENS」は、地震による被害がまだなお広がる中、不参加を表明しているチームが数チームあり、かつ交通機関の混乱や電力事情の改善見通しが立たない状況など、選手の負担や安全性を考慮し、日本ラグビー協会、YC&ACおよび関東ラグビー協会で協議した結果、中止を決定した。

  • Line