ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2007年05月16日

トップリーグ日程発表

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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5月16日、水曜日、ジャパンラグビートップリーグの2007-2008シーズン日程が発表された。開幕戦は、王者・東芝ブレイブルーパス対サントリーサンゴリアスのライバル対決。10月26日、金曜日、秩父宮ラグビー場のナイトゲームになる。19時30分キックオフ!

そのほかの開幕戦は以下の通り。
◇10月27日(土)
三洋電機ワイルドナイツ 対 クボタスピアーズ(太田)
リコーブラックラムズ 対 日本IBMビッグブルー(秩父宮)
ヤマハ発動機ジュビロ 対 トヨタ自動車ヴェルブリッツ(ヤマハ)
◇10月28日(日)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ vs NECグリーンロケッツ(花園)
九州電力キューデンヴォルテクス vs 三菱重工相模原(博多の森)
福岡サニックスブルース vs コカ・コーラウエストレッドスパークス(博多の森)

10月26日〜2月3日にかけて行われる14チーム総当たり戦の91試合は、関東43試合、関西32試合、九州16試合の各地域計64会場で開催。初のトップリーグ開催となる県は、滋賀、岡山、宮崎、高知。プレイオフのセミファイナルは、2月17日(秩父宮、花園)、ファイナル(秩父宮)は、2月24日。

トップリーグ事業委員会の稲垣純一COOによれば、タイムキーパー制が本格的に導入される見込みで、試合終了時に選手、観客とも明確に最後のワンプレーが分かるようになる。ビデオレフリーについても本格的に検討に入っており、今季はテストケースで数試合になるかもしれないが、運営面でも日本最高峰のリーグに相応しいものになるよう世界標準を目指す。また、毎節1人は海外からトップレフリーを招くなど、レフリングの向上にも努める。

Segawakiyomiya

記者会見には、開幕で戦うことになる、東芝ブレイブルーパスの瀬川智広監督、サントリーサンゴリアスの清宮克幸監督も出席。互いにトップリーグへの期待感を語った。

薫田監督の後を引き継いだ瀬川監督が、「サントリーとの開幕戦は光栄です。我々のターゲットは、連覇。昨季すべてのタイトルを獲得した我々にしか使えない言葉であり、そのチームにいることを誇りに思って戦いたい」と堂々と語れば、清宮監督も「我々のターゲットもチャンピオン、勝つべくして勝つチームを作っていきたい」と応じた。

初戦にライバルチームと戦うことについて質問してみたのだが、瀬川監督が「W杯もあり、調整が難しいのは確か」と慎重に語ったのに対し、清宮監督は「東芝はスロースターター、サントリーはすぐにでも仕上げることができる」と軽くジャブを放ち、にやりと笑った。優勝候補同士の楽しみな一戦になる。

日本代表のことについても報道陣から質問が出たのだが、清宮監督は「コーチにはそれぞれやり方がある。誰がやっても同じようなメンバー、作戦ならつまらない。メンバー選考の疑問は、コーチのスタイルなのだと思えば期待感も出てくる」と、JKジャパンへの期待感を語った。

同日午後、三洋電機ワイルドナイツは、オーストラリア代表キャップ2を持つ、ダニエル・ヒーナン選手(LO/FL 26歳 196㎝、113㎏)の獲得を発表した。

◎愛好的観劇日記【ドラマのつくりかた】(ZIPANGU Stage vol.28)観ました。大塚・萬劇場にて。作・演出=今石千秋、出演・滝沢久美、新田正継、佐土原正紀、キム木村、西薗優、村上健司、はなたろう、大沼竣、稲葉仁、村岡あす香、中村公平、ヤビマーヤ、伊藤さやか。テレビドラマのシナリオを書く人々の物語である。僕はこの劇団のお芝居を観るのは3度目で、コメディーなのに胸にじんと伝わる温かい空気を好んでいる。今回の珍騒動は、タイムスリップが巻き起こす大混乱なのだけど、観客の僕らも30年前に連れて行かれる。そして、家族のこととか、愛する人のことを考える。大事なことって、なんなのか。答えは、それぞれの心の中に。今回も温かい気持ちになって劇場を後にした。

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