ラグビー愛好日記

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プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2006年11月17日

香港にて。

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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成田から香港に向かう便が夜だったので、香港の空港に着いたのはすでに23時くらいだった。香港島のホテルに向かう道すがら、密集する高層住宅にまず目を奪われた。香港は10年ぶりだ。なんか、懐かしい。夜なのに、外はTシャツ一枚でも大丈夫。やっぱり暑い。ホテルに着いたら、ロビーでアジア予選の告知を発見。香港の選手が真ん中。当たり前か。

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11月18日(土)、Hong Kong Football Clubにて行われる日本代表メンバーが発表になった。有賀選手は初キャップである。

1西浦達吉、2山本貢、3山村亮、4大野均、5ルアタンギ・侍バツベイ、6木曽一、7フィリップ・オライリー、8箕内拓郎、9後藤翔太、10沢木敬介、11小野澤宏時、12大西将太郎、13吉田英之、14大畑大介(キャプテン)、15有賀剛、16松原裕司、17久富雄一、18赤塚隆、19浅野良太、20伊藤護、21北川智規、22正面健司

16日の日本代表は練習を休んだのだが、すでに香港入りしている記者の方に聞いたところでは、午後6時くらいに、太田GM兼HCと、カーワンアドバイザーが報道陣にコメントをした。カーワンアドバイザーは、今回のメンバーについて説明し、香港戦を迎えるにあたって、1.ラックの激しさ、2.一対一のタックル、3.ディフェンスで速く上がれることの3点を求めて選出したことを明らかにしたようだ。過去2試合のパフォーマンスで選んだとのこと。このメンバーは香港戦のゲームプランに沿ったもので、韓国戦には少し入れ替わる可能性もある。ただし、前記の3点については、今後も日本代表の課題となるものであり、今回のメンバーはその能力を認められたことになる。

有賀、正面両選手は、16日、人工芝グラウンドでのプレースキックの練習をしていたそうだ。後藤選手もやってきてパス練習を繰り返していたというから、後藤選手は本当に練習の虫である。そういえば、カーワンアドバイザーがコメントしていたところに、元オーストラリア代表の名SOマイケル・ライナーさんが現れたらしい。別の仕事で来ているようで、カーワンアドバイザーに会いに来たようだ。さすが、世界のJKである。

今回の出張は、いつものことながら小林深緑郎さん、JSPORTSのカンちゃんと一緒だ。ホテルに入ったのが夜遅かったのだが、3人ともやや空腹だったのでホテルの近くを歩いてみたら、イングリッシュ・パブを発見。今週の土曜日は、イングランド対南アフリカの放送もするようだ。

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