ラグビー愛好日記

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2006/09

S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2006年09月13日

ラグビーの入口

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

8月下旬から昨年に勝る勢いで上昇しはじめたアクセス件数を見つつ、「愛好日記も浸透してきたで〜」なんて悦に入っていたのだが、日本代表ヘッドコーチ問題が起きるとさらに多くなり、先週の金曜日に過去最多を記録。月曜日にはそれを上回り、火曜日もほぼ同じ件数を記録した。う〜ん、ちょっと複雑である。そうは言っても、著名人の方々の人気ブログとは桁が違う。アクセス件数のことはあまり気にせず、これからもラグビー愛好家予備軍のみなさんの入口になるような日記を書いて、少しでもラグビーの魅力を伝えていきたい。そう、愛好日記は入口でありたいと思います。

火曜日はデスクワークをしていたのだが、仕事の電話をしていても、どうしても話題は日本代表ヘッドコーチ問題になってしまう。フランス語の堪能な友人に、バイヨンヌのスポーツマネージャー就任について、フランスでの報道をいくつか訳してもらった。エリサルド氏のコメントを聞くたび脱力感である。「私はプロだから、ワールドカップ後のことを考えないといけない」、「バイヨンヌはパートタイムなので(日本代表と)両方の仕事ができて効率的だ」などなど。彼にもいろいろ事情はあるのかもしれないし、どうやら悪意はない。でも日本ラグビーに対する敬意もない。代表ヘッドコーチとしての責任感がなさすぎる。太田GMの渡仏は契約解除のためだと信じたい。GMの渡仏も現地のメディアでは話題になっているようだ。いったい日本では何が起こっているの? という思いだろう。今後の成り行きを注視したい。

水曜日の夜は、オックスフォード大学来日第2戦が江戸川陸上競技場で行われる。ジョー・ロフのことばかり書いてきたけど、WTBトム・トンブレソンも強さとスピードを兼ね備えた選手。関東学院では、SOで1年生の木村恵輔(東農大二)が出場予定。第1戦でオ大と対戦した同志社大の大橋選手が「関東学院のほうが当たりは強いです」と言っていた。勝利が期待できるかな? キックオフは、午後7時です。

【お答えします】コメントにありました、ラインアウトのスロワーがタッチラインを踏んでいるのは、おかしいのでは? というご質問にお答えします。もちろん、「足裏健康法」ではありませんよ。競技規則には、次のように書いてあります。『ボールを投入するプレーヤーは、正しい位置に立って、また、フィールドオブプレーに足を踏み入れずに投げ入れなければならない』。この「足を踏み入れずに」というところがポイントです。ラグビーはタッチライン上は「外」ですから、ラインを踏んで投げることは容認されます。足全体が完全に中に入った状態で投げるとレフリーが注意をしたり、反則になることもありますが、踏んでいるだけなら反則にはならないようです。

  • Line