ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
現役時代のポジションは、CTB/FB。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
ラグビーマガジン、ナンバー(文藝春秋)などにラグビーについて寄稿。J SPORTSのラグビー解説も98年より継続中。1999年から2015年の5回のラグビーワールドカップで現地よりコメンテーターを務めた。著書に「ラグビー愛好日記トークライブ集」(ベースボール・マガジン社)3巻、「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)などがある。

お答えします。 2005年06月28日

お答えします。パート6

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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暑い日が続いている。仕事部屋にクーラーがあるのだが、健康のためあまり入れすぎないようにしているので昼間は汗だくになる。新陳代謝が悪くなってるから、これくらいのほうがいいかも(笑)。きょうもいくつか質問に答えます。

Q=初心者の方に、オフサイドラインを説明するときは具体的にどうやっているのですか?
A=細かく言うとたくさんあるのですが、僕が初心者の方と試合を見る場合は、まずラグビーの特徴として、試合中ずっとボールを奪い合うことを説明します。
「ラグビーは相手側の陣地にボールを運ぶ競技です。そして、ラグビーは野球みたいな攻撃権はないので、相手からボールを奪わないと攻撃できません」と。以下、再現します。

「だからいたるところで密集ができるんです。この奪い合いのところが両チーム合わせて3人以上になるとオフサイドラインができます。ほら、あそこ、最後尾のところにディフェンス側が並んでいるでしょう。で、相手にボールが出たら飛び出す。ほら、また並んだでしょう。あれがオフサイドラインです。はい、あれがタックルです。タックルの場合は、一対一だからオフサイドラインはできないんですけど、タックルのあとに入る選手が、横から入るのはダメです。自分の陣地側から入らないといけないんですよ。密集戦(ラック・モール)にも横から入るのはダメです。基本的にラグビーは相手と正面から向き合って戦うんです」

「ほら、攻撃側が前進すると、防御側はオフサイドラインの後ろに戻らないといけないから、攻めるスペースがたくさんできるでしょう。戻りつつある選手はオフサイドだからタックルできないんですよ。闇雲に縦に走っているのではなくて、スペースを作るためにみんな走っているんですよ。ほら、今一人で2人を引きつけたから、次の選手が抜けたでしょう。逆にディフェンス側は前に出て止めれば相手のスペースを奪うことができますよね」

 とにかく、キックオフから数分は試合に沿ってささやき続けます。するとだいたいゲームの流れが分かるので、あとは「今のは?」って聞かれるたびに答えます。ラグビーは細かいルールを説明するとキリがないので、攻防の意味を知ることが先決です。すると、かなり踏み込んだ観戦ができます。スクラムやラインアウトのオフサイドラインも、見ながら説明すると分かりやすいです。要するに、文章でラグビーのルールを理解するのは無理です。一緒に見ないと説明できませんよね。当たり前ですけど。

Q=19日のアイルランド戦の試合前、村上さんが放送ブースから双眼鏡で一生懸命のぞいていたのは、なんだったのですか?
A=きれいな女性を探していたと言いたいところですが、従姉妹です。「来てるよ〜」、「どこどこ〜?」。

Q=2001年ライオンズの豪州遠征の際、活躍していた豪州代表のアンドリュー・ウォーカー選手はどこに行ったのでしょう?
A=規律違反(合宿を抜け出したり)でワラビーズを外され、その後、いったん13人制のリーグに戻ったのですが、そこでも問題を起こし、以降はニュースにも出なくなってますね。

Q=霜村選手はカンタベリーのクラブでやっているということは、NPCを目指せるということでしょうか?
A=そういうことなのですが、現実的には、カンタベリー州代表はほとんどオールブラックスの選手で固められる強豪地区ですから難しいでしょうね。これ、ご本人から連絡もらいました。三洋電機での活躍を待ちましょう。

Q=10年ほど前、博多の森で行われたワールドクラシックに出ていた選手は何者?
A=おそらく97年のワールドクラシックと思いますが、南アフリカ、NZ、豪州、日本の33歳以上の元代表選手達です。南アでは、80年代世界最高のCTBと言われたヘルバー、NZではいまだにNZ史上最高SHと推す人の多いラバリッジ、豪州では「オールブラックス殺し」と言われた名FBグールドなど、信じられない選手が勢揃いしていました。だから、あなたはとんでもない人たちにサインをもらったことになります。

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