ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2005年05月27日

箕内拓郎キャプテン

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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050526-184900

きのうの我が愛好日記は、過去最高のアクセス件数を記録した。実数は内緒だけど、びっくりしたよ。ジャパンが勝つということは、こういうことなんだね。

ルーマニア戦勝利の翌日、箕内拓郎キャプテンにインタビューした。6月9日発売のウィークリーぴあに掲載される。いい顔してるでしょう? 「ブログ、読んでますよ」とのことで、嬉しいけど、「感想入りまくりレポート」とか読まれてると思うと、ちと恥ずかしいね。うん? てことは、「ホンコンさん」(ちょっと気になる15参照)も読んだってことだ!

「ルーマニアは昨年の秋より、強かった」とのこと。だから、ちょっと面食らったらしい。不祥事が続いた中で、「ファンの人たちが来てくれたことが、心から嬉しかった」と言っていた。日曜日も、みなさんよろしく。

――後藤、五郎丸が出場したときに、異常に歓声が大きくなったの気づきました?
「それはもう、試合前から分かっていたことですから(苦笑)。でもそういう選手が出てきたのはいいことですよ」
――肉離れのマキリ選手は決勝戦大丈夫ですか?
「無理かもしれません。でも浅野が頑張ってくれましたから。彼は今年調子いいですね」
――前半の最初に、相手キックを後逸したのがあったでしょう?
「実は、きのうは風が強かったでしょう。東芝とNECが強風の国立でやった時のこと、思い出したんです。それで風上をとったんですよ。ところが、試合が始まったら風が舞い始めた。特にメインスタンドから見て右奥のあたりは、すごかったですね。ものすごくキックが伸びてきて、びっくりしました」

 このインタビューは、アイルランド戦に向けての抱負を聞くモノだったのだが、コメントの質問も聞いてきましたよ。風のことね。あとは、今後のジャパンについていろいろ聞いた。それは、ぴあを読んでください。

「僕は扉を開ける役目ではなくて、地味に人を集めるのが仕事かなって思ってます」

 そう、扉を開けて抜け出す華麗なプレーの前に、相手の人数をできるだけ集めるタフな仕事人が必要。それが箕内キャプテンだ。頼りにしてます。

 箕内キャプテンには、何度もインタビューしているけど、いつも真摯にしっかり答えてくれる。きのうも、たくさんいい話を聞かせてくれた。一番感じたのは、選手は目の前の試合を必死で戦っているということ。僕らは、2011年のW杯招致に気持ちが行きがちだけど、箕内キャプテンは、あくまで「2007年のベスト8を目指す」と言ってくれた。そうだよね。それがないと、2011年の成功はないもんね。

 スーパーカップの決勝も頼みますよ。

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