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ラグビー コラム 2026年10月10日

明治大学、日本代表の伊藤龍之介が合流。昨年度敗れた筑波大学との対戦。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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チームに合流した伊藤龍

関東大学対抗戦で開幕2連勝を飾った明治大学。10月11日(日)に『足利ガスグラウンド』で筑波大学と対戦する。昨年度の全国大学選手権に出場したチームとの対戦は、今秋初めてとなる。

明治大学は前節、日本体育大学と対戦。高いセットプレーの完成度を武器に、危なげない試合運びを見せ、99-12の大勝を収めた。

POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)にはHO(フッカー)としてセットプレーをけん引し、3トライを決めた木谷光(商4=報徳学園高校)が選出された。「ラインアウトの練習の時から細かいところにこだわってきて、その結果、試合でモールからトライできた」(木谷)。

ラグビー 関東大学対抗戦 2026

対する筑波大学は前節、帝京大学と対戦。昨年度の対戦では白星を収めたものの、今年度は後半だけで10個のペナルティを犯すなど規律面で苦しみ、20-48の大敗を喫した。

明治大学は前節からスタメン2人を入れ替えた。高比良恭介(政経3=東福岡高校)がHO、海老澤琥珀(情コミ4=報徳学園高校)が左WTB(ウイング)に入った。

海老澤が左WTBに入ったことで、前節に同ポジションを務めた竹之下仁吾(政経4=報徳学園高校)が右WTBに回った。さらに伊藤龍之介(商4=國學院大學栃木高校)がリザーブに名を連ねた。

注目選手は、やはり日本代表から合流した伊藤龍之介だ。今年6月に日本代表に初選出され、SO(スタンドオフ)として出場を重ねてきた。明治大学でのメンバー入りは、6月7日の関東大学春季交流大会の早稲田大学戦以来となる。

7月7日に行った取材では、大学ラグビーについて「今は代表の活動に集中して少しでもレベルアップして、秋になったらそれをしっかり明治に還元して選手権優勝を目指したい」(伊藤)と話していた。

筑波大学戦後は再び日本代表の別府合宿に参加することが発表されている。短い期間でどれだけチームにアジャストできるか注目したい。

今年度、筑波大学とは春に1度対戦し、28-17で明治大学が勝利を収めている。この試合で光ったのがFW(フォワード)の支配力だ。

春の筑波大戦でトライを挙げた物部

右LO(ロック)の物部耀大朗(商4=中部大学春日丘高校)などがフィジカルの差を見せ、FWで3トライ。スクラムでも圧倒し、FW勝負では優勢に立った。「接点の部分やディフェンスでプレッシャーをかけられて勝てた」(物部)。

日本体育大学戦でもセットプレーの完成度が光り、今試合でも力勝負に持ち込みたい。「9月のテーマに、ドミネートセットピースを挙げている。そこに向けて全員がいい準備をして、自分たちだけではなくて、相手の分析もしながらチーム全体としていい準備が毎週できている」(右FL(フランカー)・大川虎拓郎主将・法4=東福岡高校)。

そして、今試合で着目したいのが規律面だ。春の対戦では反則を繰り返してシンビンを科されるなど、規律面で苦しんだ試合でもあった。「後半に僕にシンビンが出て退場したり、自分たちのミスで苦しい時間帯が続いてしまった」(物部)。

昨年度の対抗戦での敗戦も、規律面のもろさがきっかけとなっている。今秋はまだ規律面で苦しむシーンは目立っていないが、一段階レベルの上がった相手にも堅い試合運びを見せられるか注目したい。

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また、今試合でカギを握るのは空中戦だ。筑波大学のバックスリーには左WTBの深田衣咲、右WTBの内田慎之甫、FB(フルバック)の増山将と、世代別日本代表経験者がそろう。

対する明治大学も左WTBの海老澤、右WTBの竹之下、FBの古賀龍人(商2=桐蔭学園高校)と豪華メンバーを擁する。ともにバックスリーには決定力のある選手がそろっており、アンストラクチャーからの展開も得意とする。ハイボールの競り合いや、その後の攻防が勝負を左右するポイントになりそうだ。

対抗戦前半の山場となる今試合。「(日体大戦での)モールのようなことができたらチームの雰囲気も上がっていくと思う。セットプレーからチームの雰囲気を上げられるようにFWはやっていきたい」(木谷)。相手のレベルが上がる今節、勝ち切って連覇への良い流れをつくれるか。

文:佐藤比呂/写真:岩本文乃、佐藤比呂(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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