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ラグビー コラム 2022年3月9日

フランス代表、ウルグアイ代表来日決定

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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6月、7月の日本代表戦がようやく明らかになった。フランス代表来日に続いて、発表されたのはウルグアイ代表の来日だ。

フランス代表との対戦は、201711月、パリ郊外ナンテールのUアリーナで対戦して以来。このときは引き分けに終わったが、トライ後のゴールが入っていれば逆転勝ちで、フランスから初勝利をあげられたかもしれない惜しい試合だった。フランス代表は2023年のラグビーワールドカップのホスト国にして優勝候補筆頭だ。急ピッチで強化を進めなければならない日本代表にとっては願ってもない対戦となる。

ウルグアイ代表との対戦は、2015年以来4回目。20158月に福岡と東京で対戦し、2試合とも日本代表が勝利した。イングランドでのラグビーワールドカップで快挙を成し遂げる直前の壮行試合だった。なにより、日本のファンの皆さんの前でテストマッチができるのは2019年のラグビーワールドカップ以来だ。久しぶりにファンと選手の一体感ある空間がいまから楽しみだ。

▼リポビタンDチャレンジカップ2022

2022618日(土) 日本代表vsウルグアイ代表 会場:秩父宮ラグビー場(東京)

2022625日(土) 日本代表vsウルグアイ代表 会場:ミクニワールドスタジアム北九州(福岡)

202272日(土) 日本代表vsフランス代表 会場:豊田スタジアム(愛知)

202279日(土) 日本代表vsフランス代表 会場:国立競技場(東京)

森重隆 日本ラグビーフットボール協会 会長コメント 

「フランス代表は、ラグビー欧州6カ国対抗戦においてスピード、パワーを自由自在に発揮し、目覚ましい活躍をしております。多くのラグビーファンの皆様が、フランス代表の来日を心待ちにされることは、想像に難くありません。2年以上に及ぶ新型コロナウイルス感染症の拡大によって、世界中の多くの方々が大変な困難に直面しています。ラグビーばかりでなく、すぐに触れられる場所にあったスポーツが、少し遠ざかってしまったように感じているラグビーファン、スポーツファンの方々も多いことと思いますが、いよいよ2023年にはフランスでラグビーワールドカップが開催されます。日本ラグビー協会は、7月の国際試合『リポビタンDチャレンジカップ2022』を通じて、ラグビーワールドカップ2019日本大会のあの熱狂と興奮を、再び多くのファンの皆様と共に世界へお届けすることに全力を尽くします。ファンの皆様の温かいご支援をいただきながら、本大会を一緒に楽しむことができますことを強く祈っております」

◎ベルナール・ラポルト フランスラグビー協会会長 コメント

「日本は今やラグビー大国です。前回のラグビーワールドカップでのその活躍は、このチームが世界のトップと戦う力を示していました。フランスの15人制代表チームが夏の遠征で日本を訪れるのは初めてのことです。日本ラグビーフットボール協会、森重隆会長には私達を迎えていただけることに感謝し、両チームがピッチで会えることをうれしく思っています。ラグビーワールドカップ2023を控え、最も高い質を備えた相手と対戦することは非常に重要なことです」

◎森重隆会長のウルグアイ代表来日決定後のコメント

「ウルグアイ代表は、アメリカ地区1代表としてラグビーワールドカップ2023の出場権を獲得している成長著しい強豪チームであり、日本代表との対戦は7年ぶりとなります。ウルグアイ代表がフィジー代表を30-27で倒した、ラグビーワールドカップ2019釜石会場でのあの劇的な試合の感動と興奮は、忘れることができません。ラグビーワールドカップ2023に向け成長を続ける日本代表チームの姿を、スタジアムで多くのファンの皆さまへ御覧いただけますことを、楽しみにしております。関係者の皆様のご尽力により、夏の国際試合4戦を日本のファンの皆様の前で開催できますことを、心より感謝し改めて御礼申し上げます」

◎サンティアゴ・スリンガル ウルグアイラグビー協会 会長コメント

「ウルグアイ代表にとって、日本のような素晴らしいチームと2試合行える機会をいただけましたことは、次のラグビーワールドカップへの準備として、とても重要であると考えております。ブレイブブロッサムズは近年最も成長しているエリートチームのひとつであり、間違いなく私たちの見本となるチームです。2019年のラグビーワールドカップで忘れられない経験をさせてくれた日本を再び訪れることができますこと、また私たちを暖かく受け入れてくれた国ですので、とても嬉しく思います。私たちはこのような大事な試合を行うために、また日本に戻れますことを非常に楽しみにしています」

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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