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8月25日は、ラグビーマガジン10月号の発売日。巻頭は東京オリンピックのレビュー。フィジーは男子が金メダル、女子が銅メダル。その強化のプロセスが紹介されている。けっしてあの運動能力の高さだけで勝ったのではないことが分かる。女子はフィジー国内での競技人口は、1,000人ほど。そんななか、陸上競技の選手やサッカー選手がラグビーに転向してオリンピックで活躍していることを伝えている。これからは女子の競技人口も増えそうだ。男女日本代表の総括もたっぷりと。男子セブンズ日本代表ヘッドコーチの瀬川智広さんや、元キャプテンの桑水流裕策さん、中村知春さんの言葉も重い。
新リーグ「ジャパンラグビーリーグワン」の特集では、埼玉ワイルドナイツの新しいクラブハウス、室内練習場などの写真が公開されている。クラブハウスには誰でも利用できる喫茶スペースもあるようだ。飯島均GMが語っている。この人が言うと、すべて実現しそうに思えてくる。熊谷駅からホームスタジアムの熊谷ラグビー場までは距離があるから、それも魅力の一つにしていくという考え。パナソニックの電動自転車を駅でレンタルしてラグビー場まで乗ってこられる計画も。もっともっと夢のある話が書いてあるので、ぜひご一読を。
東芝ブレイブルーパス東京は、新会社「東芝ブレイブルーパス東京株式会社」を設立。荒岡義和代表は「企業スポーツから一段階意識を上げて、ラグビーの価値をより高める活動を行う。(略)ホストエリアとラグビーを通じた連携をもっと強くして行こうということです」と話す。この2つの記事でもわかるように、リーグONEの参加チームは事業性を高め、地域との連携をさまざまに模索する。グラウンドで行われるラグビーは同じでも、各チームの運営は変化する。その競争も興味深い。
10月号の別冊付録は、全国主要大学2021写真名鑑。ラグビーファン必携だろう。本誌では各チームの首脳陣、主力選手のインタビューが次々に出てくる。個人的に感慨深いのは、京産大の新監督、廣瀬佳司さんの記事。彼が京産大の選手だったころ、ラグマガでインタビューしたことがあった。日本代表キャップ40。正確無比なプレースキッカーとしてテストマッチ1試合9PGの世界記録も持つ廣瀬さんだが、経験則では指導しないというのがいい。それでいて、「京産大らしさ」は継承する。ひたむきに頑張る文化だ。まずは関西大学Aリーグが楽しみだ。
8月1日より施行されている世界的試験実施ルールについても、詳しく書かれているので、選手もファンの皆さんもシーズン前にチェックが必要だろう。

村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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