人気ランキング
コラム一覧
スーパーラグビー参戦4年目のヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ(オーストラリアカンファレンス)は、2月16日、シンガポールナショナルスタジアムでシャークス(南アフリカカンファレンス)と対戦。好スタートが期待されたが、フィジカル面でのシャークスの強みが目立つ内容になった。
サンウルブズを上回る体格、パワーを武器に戦うシャークスに対し、サンウルブズは、素早いパス回しで対抗しようとした。しかし、前半はミスが重なり、スクラム、ラインアウトからトライを奪われる。サンウルブズの唯一のトライは、SOヘイデン・パーカーの防御裏へのショートパントからあげたもの。CTBシェーン・ゲイツが走り込んでキャッチし、独走トライを決めた。スクラム、モールで押し込まれ、前半で10-24と2トライ、2ゴールの差をつけられた。スタッツ(統計数値)でも、ボール保持率がシャークスの68%、地域獲得率も76%と圧倒された。
後半、サンウルブズはSOパーカーが自陣からハイパントを上げてチャンスを作ったが、シャークスの屈強なFWにボールを奪われ、トライはできず終い。逆に7分、シャークスのWTBマカゾレ・マピンピに左コーナーに飛び込まれる。バッキングアップの選手がいるのに、一番外側の選手が内に詰めるディフェンスでトライを奪われるシーンがいくつかあったのは判断ミスだろう。防げるトライに見えた。
後半10分、スクラムで反則を取られた直後、サンウルブズはFW前3人を全員入れ替えた。13分、そのメンバーでの最初のスクラムは、シャークス陣22mライン上のシャークスボール。ここはぴたりと止まったが、次のスクラムではコラプシングの反則を取られる。その後も自陣にくぎ付けになり、スクラム、ラインアウトからのモール・ディフェンスで反則を犯し、20分、LOジェームズ・ムーアがモールを崩したとしてシンビン(10分間の一時退場)。その後も自陣のミス、反則で防戦一方となり、24分、シャークスにモールからトライを奪われ、10-38と差をつけられた。
28分、サンウルブズはようやく相手陣で連続攻撃を仕掛け、交代出場のSH内田啓介がゴールに飛び込んだかに見えたが、映像判定の末、ノートライ。その後も攻めたが、コンタクト局面で圧力を受けて追加点は奪えず、逆にもう1トライを追加されて、10-45という完敗となった。
「スーパーラグビーのデビューはすごく嬉しいけど、負けたのは本当に残念」と、スーパーラグビーデビューとなったトンプソン ルーク。個々の奮闘はあっても、チームとして機能しなかった。ペナルティー数はサンウルブズ16、シャークスが7。自陣での反則も多く、規律の面でも課題の多い船出となった。
■試合結果
サンウルブズ●10-45◯シャークス(前半10-24)
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
1月26日 午後10:00〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第6節-3 埼玉ワイルドナイツ vs. 東京サンゴリアス
1月24日 午後2:20〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第6節-6 静岡ブルーレヴズ vs. トヨタヴェルブリッツ
1月25日 午後1:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第6節-1 東芝ブレイブルーパス東京 vs. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
1月24日 午前11:45〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第6節-5 横浜キヤノンイーグルス vs. コベルコ神戸スティーラーズ
1月24日 午後2:20〜
-
【先行】ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第6節-2 三重ホンダヒート vs. 浦安D-Rocks
1月24日 午後12:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D2 第5節-1 日野レッドドルフィンズ vs. 豊田自動織機シャトルズ愛知
1月31日 午前11:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第6節-4 三菱重工相模原ダイナボアーズ vs. ブラックラムズ東京
1月24日 午後2:20〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!
