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12月17日の月曜は、朝から神戸製鋼コベルコスティーラーズのクラブハウスに行っていた。一仕事終えたからかもしれないが、なんとなく穏やかな空気が感じられた。取材したのは、大車輪の活躍だったグラント・ハッティング選手、そしてダン・カーターと交代出場で難しいプレースキックを難なく決めてみせたヘイデン・パーカー選手だった。仲の良い二人の対談は、1月に発行予定のJRFUメンバーズクラブ会報誌に掲載される。お楽しみに。

神戸から横浜へ。古くからラグビーが行われていた地へ、歴史をたどるような旅だが、横浜ではラグビーダイナー「セブンオウス」でのトークライブだった。ゲストはキヤノンイーグルスのプロップ山路泰生選手。小学6年生で神父になろうと長崎の修道院へ入った話から、ラグビーとの出会い、ラグビーの魅力などさまざま語ってくれた。

「高校一年生の頃、神父の道をあきらめ、東京に帰ろうと思ったら、兄弟から『やりたいことが見つかるまで帰って来るな』と言われました。体が大きかったので、修道院をやめたのが分かると、ラグビー部の先生はじめ部員全員で勧誘されました。休み時間になると、体の大きな人たちがやってくるんです。でも、やってみたら、楽しかったですね」
「生まれ変わってもプロップをやりたい」という言葉にはしびれた。この日は、ラグビースクールに通う子供たちも多く、その子供たちにお菓子セットが配られたり、山路選手からイーグルスのサイン入りクリアファイルが参加者全員に配布されたり、プレゼントが盛りだくさん。かなりお得なライブだった気がする。
子供たちからの質問も面白かった。「僕のお兄ちゃんは、肉を2㎏食べます。山路選手は何㎏食べますか?」。
「えっ! そんなに食べるの。すごいね。僕は1㎏も食べられません」と山路選手。
「プロップは意外に少食です。そういうプロップのことなんて呼ぶか知っていますか? がっかりデブです」(笑)。
子供たちには、「ラグビーを楽しむこと。頑張りすぎず、楽しもう」と呼びかけていた。
来年の目標は?と問われると、「日本代表でラグビーワールドカップに出ることです。現役選手である以上、そこを目指します」ときっぱり。33歳になったが、ますます元気な山路選手であった。最後はみんなでイーグルスポーズで写真撮影。

村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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