人気ランキング
コラム一覧

7月27日の夜は、大阪・本街のニュージーランドレストラン「MANUKA」で第8回のラグビーナイトだった。東芝ブレイブルーパスのSH藤原恵太選手(24歳)を招いてのトークライブ。天理大学時代から藤原選手を応援するファンの方もいて、美味しいニュージーランド料理をワインやビールを楽しみながらの穏やかな時間だった。
藤原選手は東生野中学でラグビーを始めた。「日曜日に部活が無くて、なんか体を動かしたくて」と日曜は八尾ラグビースクールへ行ったという根っからのラグビー好き。というか、運動好きかな。兄の藤原丈宏選手(リコーブラックラムズPR)が進学したことから天理高校、天理大学へ進んだ。高校時代の途中でコーチから「もっと練習しないと上手くならない」と言われ、全体練習後に一日200本のパス練習をしてパスがめきめき上達した。「どんな形でボールを捕っても、すぐに良い形になれるというか、指先の感覚が磨かれました」。
東芝から声をかけられたときは、迷わず入社を決めたという。「冨岡鉄平さんがキャプテンの頃、東芝が強くて憧れていましたから。それに尊敬する先輩(天理大学)の東口剛士さんもいたので」。どんな部分を尊敬していたのですか? 「口でいくら厳しいことを言っていても、しんどいなと思うときもあるでしょう。東口さんは足を引きずってでも走ります」。
この春は約2カ月ニュージーランド留学。チームメイトの山本浩輝選手とクルセイダーズのアカデミーで練習した。「日本だとコーチが答えをだしてくれるところがありますけど、向こうは選手が自分で考えて答えを出していく。コーチと話し合いながら進めていく感じです。とにかく、練習中も試合中もよくしゃべる。コミュニケーション能力の高さを感じました」。オールブラックスのSOリッチー・モウンガとも練習し、その上手さに感嘆したそうだ。
また「これまで指摘されたことがないようなことを言われました」と、パスをする際の後ろ脚のこと、パスをした後、前に出る動きなど新鮮だったと話していた。このあたりの話はお客さんも食い入るように聞いていた。トップリーグ2年目、東芝には小川高廣選手他、SHは4人。レギュラーになるのはそう簡単ではないが、きっと活躍する姿を見せてくれるだろう。藤原選手、参加者の皆さん、ありがとうございました。
さて、MANUKAでのラグビーナイト、次回は、8月30日(19:30より)、トップリーグ前夜に開催される。ゲストは、元トップレフリーの原田隆司さん。現在は、日本ラグビーフットボール協会技術委員会審判部門ハイパフォーマンスレフリーグループマネージャー。ルールのこと、分かりやすく説明してくれるでしょう。ぜひ、ご参加ください。
申し込みフォームはコチラ
http://blog.manuka-nzl.com/?page_id=213
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
ラグビー 全国大学選手権 25/26 3回戦-1 東洋大学 vs. 帝京大学 / 3回戦-2 早稲田大学 vs. 関東学院大学
12月14日 午前11:20〜
-
ラグビー 全国大学選手権 25/26 3回戦-3 関西学院大学 vs. 福岡工業大学 / 3回戦-4 京都産業大学 vs. 慶應義塾大学
12月14日 午前11:20〜
-
【限定】ラグビー 関東大学リーグ戦2025 入替戦 大東文化大学 vs. 専修大学
12月13日 午前11:20〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-4 コベルコ神戸スティーラーズ vs. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
12月13日 午後4:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-6 東芝ブレイブルーパス東京 vs. 埼玉ワイルドナイツ
12月14日 午後2:45〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-1 ブラックラムズ東京 vs. 東京サンゴリアス
12月13日 午後12:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-3 トヨタヴェルブリッツ vs. 三重ホンダヒート
12月13日 午後2:20〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-5 横浜キヤノンイーグルス vs. 静岡ブルーレヴズ
12月14日 午後2:20〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!
