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サンウルブズ、ようやく今季初勝利。5月12日、秩父宮ラグビー場での最終戦で、オーストラリアのレッズを、63-28(前半29-14)で下した。オーストラリアカンファレンスのチームに勝ったのは3年目にして初めてだった。
僕はJSPORTSで、矢野武さん、藤島大さんと実況解説をした。今季初めての、なんとも楽しい時間だった。藤島さんが「これまで悪かったリスタートのキックオフ、キックのチェイス、パスをするかしないかの判断など、すべて良かったですね」と言っていた。今年のサンウルブズは、連敗の中でも着実に課題を修正してレベルアップしていたが、ようやく勝利に結実した。12,386人の観客のなかには、涙を流す人もいた。応援し続けたからこその涙だろう。
サンウルブズのSOヘイデン・パーカーは、プレースキックを100%成功させ、1トライ、5ゴール、7PGの36点をあげた(6トライだったが、一つはペナルティートライでコンバージョンキックを蹴っていない)。WTBホセア・サウマキは3トライ。リーチ マイケルを筆頭にしたFWの献身的な動き、LOグラント・ハッティング、NO8姫野和樹、CTBマイケル・リトルの力強いゲイン、WTB福岡堅樹のキックチェイスなどなど称賛したいプレーがたくさんある。後半投入された、田中史朗、徳永祥尭、田村優たちもいい仕事をした。
攻守にプレッシャーをかけ続けた会心の勝利。「この勝利はサプライズではありません。結果は出なかったがチームは成長していました。きょうは緻密で精度の高いプレーを冷静にしてくれました」。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは毎試合課題の修正に取り組んだ選手たちのハードワークを称えた。サンウルブズの公式サイトにもマッチレポートを書くので、取り急ぎ、このあたりで。次週の香港でのストーマーズ戦で連勝を狙ってほしい。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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