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スーパーラグビー2018第4節、サンウルブズの第3戦となったシャークス(南アフリカ)との戦いは、22-50と7トライを奪われての敗北となった。
立ち上がりの10分で、1PG、1トライ、1ゴールを奪われて0-10とされたが、以降は何度もシャークスのゴールラインにあと一歩まで迫りながらトライが奪えない。ようやく前半24分、SO立川理道がPGを決めたが、すぐにシャークスHOアッカ―・ファンデルメルヴァに右タッチライン際を快走されてトライを奪われる。35分、自陣でのミスで相手ボールのスクラムとなり、そこからNO8ルババロ・ムテンブにトライを奪われ、3-24と突き放された。
後半5分、ゴール前左のラインアウトからモールを押し込み、最後は右へのオープン展開で、FB松島幸太朗が2人のディフェンダーを引き付けて、WTBレメキ ロマノ ラヴァにパス。右コーナーに飛び込んで、8-24とした。しかし、その直後のキックオフのボールをキープできず、自陣でのディフェンスなり、俊足WTBマカゾレ・マピンピに左タッチライン際を走り抜けられた。この時はディフェンスでプレッシャーをかけ、相手のパスが乱れたところで、レメキがインターセプトを狙ったが、その頭を越すパスを通されていた。これ以外にもディフェンスの人数が足りない状態で前に上がり、カバーディフェンスも追いつけないシーンが多かった。ディフェンス・システムの中での臨機応変な判断やコミュニケーションは大きな課題だという気がする。
6割方ボールを支配し、シャークスより多くのパスをし、同じくらいの距離を前進しながら、決め手を欠き、逆にシャークスには少ないチャンスを簡単にトライまで持って行かれた。後半は3トライを返すなどあきらめない姿勢はあるが、ディフェンスの修正は急務。シャークスは南アフリカ代表選手を多数含む強豪だが、このレベルの相手だからこそ、何が通用して何が通用しないかがはっきりする。着実に課題を修正して一戦ごとに進歩してもらいたい。次戦は、昨年のスーパーラグビー準優勝のライオンズが相手だ。シャークスよりさらに多彩に攻めてくるチームにどこまで戦えるか。ディフェンス面の進歩が見たい。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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