人気ランキング
コラム一覧

2018年1月2日は、早朝に京都駅を出発。全国大学選手権・準決勝が行われる秩父宮ラグビー場に向かった。第2試合の帝京大学対東海大学をJSPORTSで解説した。第1試合は明治大学対大東文化大学で、写真の通りほぼ客席は埋まっていた。この時点で観客数は、1万9,279人。第2試合はさらに増えて、2万0,237人。両チームの好プレーに大いに盛り上がっていた。
第1試合は、前半8分、スクラムで優位に立った大東大がNO8アマト・ファカタヴァのトライで先制。明大も14分、LO箸本龍雅がトライを返したが、25分、大東大はモールを押し込んでFL湯川純平がトライし、前半を14-7とリードして折り返す。後半に入ると、明大がスクラムを修正、さらに攻撃を継続し、12分、WTB山村知也がトライして同点に追いつく。SO堀米航平のPG追加後には、CTB梶村祐介が相手のキックをチャージしてトライを奪い、22-14とリードを奪う。
このトライは梶村の一人舞台。自陣のピンチで明大ボールを奪い取り、相手陣に蹴り込んだボールを追いかけ、タッチに逃げようとするキックをチャージし、自らボールを確保してトライしたもの。BKのリーダーとして堂々たる活躍だが、梶村、そして2トライの山村ともに報徳学園出身。高校ラグビーだけでなく、ここでも報徳旋風が巻き起こっていた。明大はこのあとは一度もリードを許すことなく、勝利した。
第2試合は、東海大が開始20数秒でWTB小野木晃英がトライを奪うという衝撃のスタート。CTB鹿尾貫太を筆頭に激しいタックルで帝京大の攻撃を寸断したが、ボールを奪い取って切り返すところまでは行けなかった。攻めてもチャンスでトライを取り切れず、ミスも目立った。対する帝京大は、スクラムで優位に立ち、ラインアウトを制圧。HO堀越康介、LO秋山大地、CTB岡田優輝らが愚直に前進し、CTBニコラス マクカラン、WTB木村朋也らのトライを引き出し、終盤は余裕のある戦いぶりで、31-12で快勝した。
「きょうは会心の勝利です。学生がまとまってきました」と、帝京大・岩出雅之監督は決勝戦に向けて手ごたえをつかんだ様子。敗れた東海大の木村季由監督は「勝つための準備をしてきましたが、試合をコントロールできる時間が少なく、悔しい。そうさせてくれなかった帝京の圧力が上でした」と悔しそうに語った。これで、1月7日の決勝戦は、帝京大対明治大というカードとなった。両チームが決勝戦で対戦するのは、これが初めてだ。
◆第54回全国大学選手権大会・準決勝結果
◇東京・秩父宮ラグビー場
明治大学◯43-21●大東文化大学
帝京大学◯31-12●東海大学
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
あわせて読みたい
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
同志社大学 vs. 立命館大学 ラグビー 関西大学リーグ2026 【限定】
10月4日 午前11:35〜
-
関西学院大学 vs. 摂南大学 ラグビー 関西大学リーグ2026 【限定】
10月4日 午後1:50〜
-
オーストラリア vs. 南アフリカ(09/27) テストマッチ ラグビー SANZAARツアー 2026
9月27日 午後6:25〜
-
筑波大学 vs. 帝京大学 ラグビー 関東大学対抗戦 2026
9月27日 午後5:50〜
-
アイルランド vs. 日本(10/03) ラグビー 女子日本代表テストマッチ 2026
10月3日 午後9:45〜
-
専修大学 vs. 関東学院大学 ラグビー 関東大学リーグ戦2026 【限定】
10月4日 午後1:50〜
-
立教大学 vs. 早稲田大学 ラグビー 関東大学対抗戦 2026
9月27日 午後3:20〜
-
流通経済大学 vs. 日本大学 ラグビー 関東大学リーグ戦2026 【限定】
10月4日 午前11:20〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!
