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ラグビー コラム 2017年6月16日

日本代表対アイルランド代表、キャプテンズラン

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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6月16日(金曜)は、静岡県袋井市にあるエコパスタジアムに行っていた。前夜はノーサイドプロジェクトのツイキャス配信でゲストの有賀剛さん(サントリーサンゴリアス アシスタントコーチ)とラグビートーク。今朝は早朝に東京を発ち、10:30から行われたアイルランド代表のキャプテンズラン(前日練習)へ。

久しぶりに来たエコパスタジアムは、ピッチの周辺を上質の人工芝で囲み、陸上トラックの部分を人工芝で覆い、バックスタンドとポスト裏最前列の可動式のスタンドが前に出ていた。つまり、これが2019年のラグビーワールドカップ仕様だ。

アイルランド代表のリース・ラドックキャプテンは、「素晴らしいスタジアム。スピードのある試合展開になるでしょう」と話したが、この日は30度を超える気温で、かなり暑さを気にしていた。「プロは、どんな環境にも適応しなくてはいけない。適切な水分補給などでリスクを最小限にとどめたい」。日本代表については、リーチ、徳永、マフィのFW第三列、SH田中、SO田村、CTBラファエレらの名前をあげて、「とても強いチームだと思っている。ジャパンのカウンターアタックは危険だ」など、選手、チームの情報もしっかり把握していることを示すコメントをしていた。

一方、日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチは、「とても良い一週間が過ごせた。先週は新しいメンバーが入ったばかりで難しい面もあったが、コミュニケーションもとれて、まとまりも出てきた」と話し始めた。アイルランド代表については、「先週のアメリカ代表戦ではセットプレーで圧倒した快勝していた。よくコーチングされ、オーガナイズされたチームだ」と称賛。「プレッシャーをかけ続け、準備したプランを遂行すればいい試合ができる」。WTBに松島幸太朗を起用し、野口竜司をルーマニア戦に続いてFBに先発されることについては、「2人ともスキル、スピードもあり、ハイパントのキャッチも安定している。他の選手との差を見せつけてくれる選手だ。オールブラックスと同じく、2人のFBがいるような感じで考えている」と期待感を漂わせた。

日本代表対アイルランド代表は、明日(6月17日)、午後2時、キックオフ。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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