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ラグビー コラム 2017年2月27日

ラグビートークに元気をもらう

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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ここ数日、体調がすぐれず、いろんな仕事や約束をキャンセルするなど多くの方にご迷惑をかけつつ過ごしている。それでも選手達の話を聞いているのは楽しくて、そのたびに元気になっている気がする。

ラグビーワールドカップ2019に向けての取材で、サンウルブズのPR伊藤平一郎選手、日野剛志選手にインタビューした。これは、3月中に組織委員会のホームページで紹介されるもの。2019年への思いを聞いたのだが、2019年での活躍をめざし、まずはトップリーグで活躍し、サンウルブズ入りから日本代表を目指す流れができているのは、いい傾向だと改めて感じた。2人とも2月25日の開幕戦でスーパーラグビーデビューを果たしてくれた。

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ノーサイドクラブのトークライブでは、セコムラガッツの山賀敦之総監督、岡健二選手、山下誉人選手をゲストに爆笑トーク。山賀総監督は「僕は、きょうは話しません」と言いながら、2人を呼び込むまでに約20分の前節トーク。スキンヘッドに大汗かいて、大いに笑わせてくれた。「総監督」ってどんな仕事をしているのですか?と問いかけると、「トライをしたことのない僕に、ラグビーの指導はできませんので、簡単に言えばマスコットです(笑)」。セコムのラグビー部員は正社員として仕事をしながらのラグビーだが、岡選手も山下選手も「ラグビーのない生活が考えられない」と続けている理由を聞かせてくれた。再び会社もラグビー部をサポートしてくれるようになり、セコムラガッツの今後に期待。

京都の清華園では、トヨタ自動車ヴェルブリッツの北川俊澄選手、文字隆也選手のトークライブ。昼間は元小学校の校庭でラグビー普及イベント。そして、トークとなった。僕はトーク部分だけ参加。2人とも伏見工業高校の出身なので、その頃の思い出話から、トヨタ自動車の今季のこと、さまざま伺った。お客さんからの質問で、文字選手にプレースキックのコツを聞くものがあったが、文字選手が「自分でも足のどの部分に当たっているのか分からない」というコメントには驚きとともに大笑い。それでも正確に蹴っているのだから、体にしみついた感覚なのだろう。北川選手は「これまで一番大変だった試合は?」という質問に「フィジーで試合したとき、グラウンドにカエルがたくさんいて、あれが一番やりにくかった」とコメント。じゃあ、カエルの上に倒れてしまった選手もいたのでは?と質問すると、「遠藤さんが、足を引きずっているカエルがいた、と言ってました」。会場爆笑!

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ラグビートークに元気をもらう日々。ここ数日、ご迷惑をかけた皆さん、申し訳ありませんでした。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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