人気ランキング
コラム一覧
10月10日の朝は、京都から東京へ。辰巳で行われていた日本代表ミニキャンプの練習に向かった。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチの最初の練習とあって、主要なメディアはすべて着ていたし、休日とあってギャラリーも多く、軽く100名を越えていた。200名いたかな。話しかけてくださったファンの方は、昨年のラグビーワールドカップ以来見続けているみたいで、ラグビーにはまったみたいだ。
午後3時からスタートの予定だったのが、2時過ぎには、ジェイミー・ジョセフHC、トニー・ブラウンアタックコーチほかスタッフがフィールドに姿を現し、2時25分には選手も出てきて練習が始まった。きょうは、アマナキ・レレィ・マフィ選手がj休みだったが、それ以外の選手は揃い、活気あふれる雰囲気で芝生の上を駆けまわった。楽しげなウォーミングアップの後は、トニー・ブラウンATコーチの指示の後、さっそく試合形式の練習に。新生・日本代表の基本的なボールの動かし方などを確認していた。「前のジャパンとは、シェイプなど全部違うのでまったく違ったラグビーになると思います」(堀江翔太)。でも、どうやら、トップリーグの多くのチームが採用しているポッドシステムなので、選手に戸惑いはないようだ。初日は、アンストラクチャー(組織化されていない状況)からのラグビーに重点を置いた。
練習後のジョセフHCは、「みんな元気いっぱいで、とてもいい練習ができた」と笑顔を見せた。「週末にトップリーグの試合があったので、きょうは50%くらいの強度でやろうとしたのに、80%くらいになってしまいました」と英語で話して苦笑いし、「それは僕のせいです」と、クリアな日本語で付け加え、報道陣の笑いを誘った。
練習後は、選手、コーチともに、熱心なファンの皆さんと写真を撮ったり、サインをしたり。ファンサービスに徹していた。そして、最後はファンの皆さんが選手のバスをお見送り。JJジャパンが、温かい雰囲気のなかで上々のスタートを切った。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
【限定】ラグビーワールドカップ2027 オーストラリア大会 プール組分け抽選会
12月3日 午後6:00〜
-
【先行】ジャパンラグビー リーグワン2025-26 プレシーズンマッチ 埼玉ワイルドナイツ vs. 東京サンゴリアス
11月29日 午後12:50〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2025 帝京大学 vs. 慶應義塾大学
11月30日 午後12:50〜
-
【限定】ジャパンラグビー リーグワン2025-26 メディアカンファレンス
12月2日 午後1:55〜
-
ラグビー 関西大学リーグ2025 京都産業大学 vs. 天理大学
11月30日 午後1:50〜
-
【先行】ジャパンラグビー リーグワン2025-26 プレシーズンマッチ トヨタヴェルブリッツ vs. コベルコ神戸スティーラーズ
11月29日 午後12:50〜
-
【限定】ラグビー 関東大学リーグ戦2025 関東学院大学 vs. 日本大学
11月29日 午後1:50〜
-
【限定】ラグビー 関西大学リーグ2025 関西大学 vs. 摂南大学 / 立命館大学 vs. 同志社大学
11月30日 午前11:35〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!
