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ラグビー コラム 2016年7月12日

廣瀬さん、川原さん、リーダーを語る

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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7月11日の夜は、ラグビーマガジン主催の「ラグビートークライブ2016 未来の日本ラグビーを語る 〜組織のリーダーに必要なこと〜」の進行をさせてもらった。ゲストは、廣瀬俊朗さん(東芝ブレイブルーパス/元日本代表主将)と、川原尚行さん(NPO法人ロシナンテス代表理事長)。

医師としてアフリカ・スーダンで巡回診療だけでなく小学校設立や水道管浄化事業など様々な社会貢献活動を行うNPO法人ロシナンテス代表理事長の川原尚行さんと、東芝、日本代表でキャプテンを務めた廣瀬さんの話は、一つ一つの言葉に重みがあり、100名以上の参加者のみなさんも聞き入る深い話になった。

2人がリーダーについて語ったところは特に面白かった。廣瀬さんの「リーダーとキャプテンは違う」という言葉から、話はリーダー教育の必要性にまで進んだ。川原さんは、「リーダー教育にはスポーツが一番いい」とその考えを語った。このあたりの内容は、7月25日発売のラグビーマガジン誌上で紹介されるので、ぜひご一読を。刺激的な時間だった。参加者の皆さん、ありがとうございました。

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お知らせ◎廣瀬さんの著書も出版している東洋館出版社より、元オールブラックスのダン・カーターの自伝が発売された。また、ダン・カーターは7月16日~18日に来日し、各地でイベントなど行う。
http://www.toyokan.co.jp/special/book/dancarter/

▼内容の紹介

若手の台頭、親友の引退、そして度重なる怪我、怪我、怪我...。
2013年ダン・カーターの心は引退寸前にまで追い込まれていた。
だから、2015年のラグビーW杯で彼がここまで活躍するとは、誰も思っていなかっただろう。

しかし、彼は圧倒的なパフォーマンスで母国を優勝に導いた。決勝の舞台で活躍するという長年の夢が、彼を伝説に押し上げたのである。

子どもの頃からラグビーに夢中で、いつもフィールドを駆け回っていた。それでも、十代は特に脚光を浴びることもなく、プロになれるとは夢にも思っていなかった。一時は家のガレージに住んで、フリーターまがいの生活をしていたこともある。しかし、彼は誰よりもラグビーを愛していた。諦めずに続けたことで類い希な才能を開花させ、選手としての道が拓けたのだ。

ダン・カーターのラグビー人生は波乱に満ちている。だからこそ、面白い。そして、その人生を追っていけば、日本のラグビー界をさらに強くするヒントが見つかるかもしれない。

ラグビー史上最高のスタンドオフ(10番)が語る、ラグビーを愛する人生がここに――

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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