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書くのが遅くなってしまったが、6月に日本代表が対戦するスコットランド代表とのテストマッチに、大正製薬株式会社が冠スポンサーになると発表された。また、試合会場も決まった。以下の通り。2試合とも、2019年のラグビーワールドカップで使用されることになっているスタジアム。まだ、2019年の組み合わせは決まっておらず、どのチームがどのグラウンドでプレーするかは分からないが、スコットランドにとっても2019年の開催場所でプレーすることはいい準備になるだろうし、今後来日するチームの試合は、開催地で行っていくことになるのだろう。開催地の人達にとってもワールドカップをイメージするいい機会になる。
◎リポビタンDチャレンジカップ2016
第1戦:6月18日(土) 日本代表vsスコットランド代表 豊田スタジアム
第2戦:6月25日(土) 日本代表vsスコットランド代表 味の素スタジアム
※キックオフ時間は未定
男子セブンズ日本代表は先週のニュージーランド大会に続いて、ワールドセブンズシリーズのオーストラリア大会に出場。ニュージーランド大会ではフランスに勝つことができたが、オーストラリアでは、ウェールズと大接戦を繰り広げたものの全敗。最後は、ポルトガル、ロシアにも敗れた。キャプテンをつとめたレメキ ロマノ ラヴァは、「チームとしてまだセブンズのコンディショニングをやってないので、15人制からセブンズにまず戻すことが必要。その上でコンビネーションを高めていきたい」とコメント。次のラスベガス大会は、3月初旬。国内の15人制シーズンも終わり、ここからは7人制に特化したトレーニングができる。ラスベガス、香港、シンガポールと続く大会で調子を上げてもらいたい。
2月6日、2016年のシックスネーションズ(欧州6カ国対抗)が開幕。エディー・ジョーンズヘッドコーチが率いるイングランドは、スコットランドに苦しみながらも鉄壁のディフェンスを見せて、15-9と勝利。日本代表の強化は体作りに多くの時間を割いていたが、世界有数のフィジカルの強さを誇るイングランド代表の選手達にはそこに多くの時間を割く必要はない。ジョーンズHCの手腕ならば、戦い方を整えるだけで勝ちそうな気もするが、そこはシックスネーションズ。フランス、アイルランド、ウェールズといった実力者との戦いが楽しみだ。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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