トップリーグ2015-2016年間表彰式

1月25日の午後、東京の汐留で「ジャパンラグビー トップリーグ2015-2016年間表彰式」が行われた。MVPは、パナソニックの堀江翔太選手。5シーズンぶり2回目の受賞だった。「非常に嬉しく思います。外国人選手がずっと獲っていて、いつか奪い返すという話をしていました。有言実行できて嬉しく思います。初めて受賞したときのほうがインパクトあるプレーをしていた気がします。今年はたんたんと自分の仕事をしました。チームメート、そして、ここにいないチームメートに一番感謝したいです」

会場を和ませたのが、昨季、新人賞、最多トライゲッター、ベストフィフティーンの三冠を受賞した山下楽平選手。今季は膝の怪我のため、活躍することができなかった。新人賞のプレゼンターとして登場すると、「受賞者の選手には怪我に気を付けてもらって、（僕も一緒に）日本ラグビーを背負っていけるようになりたいです」、そして、最多トライゲッターのプレゼンターとして登場すると、「なんどもすみません。今シーズンゼロトライの山下です」と笑わせた。

優勝（パナソニック）、準優勝（東芝）、3位（ヤマハ発動機）の表彰もあり、その他、以下のように、チーム、個人が表彰された。

■個人表彰
【トップリーグMVP】
堀江翔太［パナソニック ワイルドナイツ］（5季ぶり2回目）
【新人賞】
小瀧尚弘［東芝ブレイブルーパス］
【最多トライゲッター】
安藤泰洋［トヨタ自動車ヴェルブリッツ］　6トライ（初受賞）
江見翔太［サントリーサンゴリアス］　6トライ（初受賞）
【得点王】
五郎丸歩［ヤマハ発動機ジュビロ］　83得点（2T/23G/9PG）　（3季ぶり3回目）
【ベストキッカー賞】
ベリック・バーンズ［パナソニック ワイルドナイツ］（2季連続2回目）
※キック成功率（G･PG）90.91%（G:21回中19回成功　90.48％、PG:12回中11回成功　91.67％）
【ベストホイッスル賞】
麻生彰久　（3季連続3回目）
【優秀レフリー賞】
麻生彰久　（3季連続3回目）
久保修平　（2季連続2回目）
戸田京平　（2季ぶり2回目）
【LIXIL　CUP　2016　MVP】
ヘイデン・パーカー［パナソニック ワイルドナイツ］（初受賞）

【ベストフィフティーン】
PR1稲垣啓太（パナソニック ワイルドナイツ3季連続3回目）／HO堀江翔太（パナソニック ワイルドナイツ3季連続6回目）／PR3浅原拓真（東芝ブレイブルーパス初受賞）／LOアンドリース・ベッカー（神戸製鋼コベルコスティーラーズ2季連続2回目）／LOヒーナン　ダニエル（パナソニック ワイルドナイツ2季ぶり5回目）／FLリーチ　マイケル（東芝ブレイブルーパス2季連続4回目）／FL金正奎（NTTコミュニケーションズシャイニングアークス初受賞）／NO8アマナキ・レレィ・マフィ（NTTコミュニケーションズシャイニングアークス初受賞）／SH田中史朗（パナソニック ワイルドナイツ2季連続5回目）／SOベリック・バーンズ（パナソニック ワイルドナイツ3季連続3回目）／WTB江見翔太（サントリーサンゴリアス初受賞）／WTB北川智規（パナソニック ワイルドナイツ2季ぶり7回目）／CTBリチャード・カフイ（東芝ブレイブルーパス初受賞）／CTB　JP・ピーターセン（パナソニック ワイルドナイツ初受賞）／FB五郎丸歩（ヤマハ発動機ジュビロ5季連続5回目）／※マフィ選手は都合により欠席

【ベストファンサービス賞】
サントリーサンゴリアス（12季ぶり2回目）
東芝ブレイブルーパス（2季連続2回目）
パナソニック ワイルドナイツ（2季連続2回目）
【フェアプレー賞】
豊田自動織機シャトルズ（初受賞）

■特別賞
【リーグ戦通算1000得点今季達成選手】
五郎丸歩［ヤマハ発動機ジュビロ］
【リーグ戦通算100試合出場今季達成選手】（達成順）
正面健司［神戸製鋼コベルコスティーラーズ］
佐々木隆道［サントリーサンゴリアス］
加藤圭太［ヤマハ発動機ジュビロ］
小野晃征［サントリーサンゴリアス］
畠山健介［サントリーサンゴリアス］

◇トップリーグ公式アプリ賞
※トップリーグ公式アプリで取り扱う各種データに基づき選手を表彰する、特別賞・
【スクラム部門】コカ・コーラレッドスパークス　　キープ率98.3％
【ラインアウト部門】サントリーサンゴリアス　　キープ率90.0％
【タックル部門】マルセル・クッツェー［Honda　HEAT］　タックル成功率　94.6％
【ボールハンター部門】橋本大輝　［神戸製鋼コベルコスティーラーズ］　ターンオーバー成功数11回

追記◎トップリーグのファイナルで、パナソニックの児玉選手のトライが、TMOで取り消された件ですが、これは昨秋のワールドカップ開幕戦でも同様のケースがありました。トライ後のコンバージョンキックを蹴る前であれば、TMOで確認することができます。