トップリーグ・ファイナル記者会見

1月18日（月）は、ジャパンラグビートップリーグ2015-2016　LIXIL　CUP2016のファイナル開催記者会見が行われた。パナソニックワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督、堀江翔太キャプテン、東芝ブレイブルーパスの冨岡鉄平監督、森田佳寿キャプテンが出席し、舌戦を繰り広げた。と、書きたいところだが、両首脳陣の発言は、相手を尊敬するような言葉が多かった。

ロビー・ディーンズ監督：「東芝が上がってくるだろうと思っていましたが、上がってきてほしくないとも思っていました。東芝はバランスが良く、リスペクトするチーム。ファイナルで戦えて光栄です。見ごたえのあるファイナルになると思いますし、2015年度シーズンの素晴らしい締めくくりになるでしょう」

堀江翔太キャプテン：「東芝はFWが強く、スクラムもラインアウトもいい。パンチプレーヤーも揃っている。そんなチームをどう倒すか。技術や戦術面だけではなく、メンタルもしっかり準備して臨みたい。お客さんが、来てよかったと思える試合がしたいです」

冨岡鉄平監督：「力のある2チームが残ったと思います。ラグビーに番狂わせはありません。1点差でもリードして前半を終え、後半はカフイがトライして、ステインのキックで翻弄する。そんな展開になればいいと思います。日本ラグビーがここまで進歩したのかと思える試合がしたい。私自身が一番楽しみにしています」

森田佳寿キャプテン：「優勝を目標にしてきたので、この場にいられることを嬉しく思っています。パナソニックが、リラックスしていてくれれば良かったのですが、堀江さんの話では、メンタルも引き締めてしっかり準備してくると。我々も負けられないという思いです」

両チームは、昨年の12月12日に対戦し、17-17で引き分けた。現在の実力も拮抗しているように見える。ともにディフェンスもよく、引き締まった好試合になりそうだ。両キャプテンともに帝京大学出身であり、どちらが勝っても31日の日本選手権で母校と戦うことになる。

JSPORTSの放送◎今回、ファイナルのJSPORTSの実況解説は、矢野武さん、小林深緑郎さん、野澤武史さん。僕は、スカパーの4Kチャンネル用の放送で、土居壮さんと実況解説を務めることに。

追記◎昨夜は、大阪のなんばグランド花月で、よしもとラグビー新喜劇2016が開催された。客席は800名超のお客さんで満席。新喜劇では選手達も、ずっこけてみたし、ボケてみたり、楽しんでいた様子。トークコーナーも大いに盛り上がった。僕はブラックマヨネーズさんと一緒にMCのお手伝い。この様子は、以前はJSPORTSで放送されたが、今回は、BSスカパー！で、2月11日（19:00～）に放送される。

ラグビーゲスト：田中史朗／堀江翔太／ホラニ龍コリニアシ（パナソニックワイルドナイツ）、伊藤鐘史／木津武士／山下裕史（神戸製鋼コベルコスティーラーズ）、立川理道(クボタスピアーズ)、アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス)