人気ランキング
コラム一覧

11月8日の夜は、高田馬場ノーサイドクラブで「ノーサイドライブvol.12」の進行役をした。ゲストはラグビーワールドカップの南アフリカ戦で先発したLO大野均選手(東芝ブレイブルーパス)と、後半、大野との交代で力強い突進を見せた真壁伸弥選手(サントリーサンゴリアス)だった。大野選手は、なんと南アフリカ戦後に日本代表ジャージと交換したという南アフリカ代表LOヴィクター・マットフィールドのジャージを着て現れた。「試合後、ロッカールームに行ったら、快く交換してくれました」。ジャージには、2015年9月19日の日付と、場所ブライトン、そして、名前と124キャップの文字が。

ちなみに、真壁選手は日本代表のジャージをとっておきたくて、交換はしなかったそうだ。国代表同士の試合後はジャージの交換が慣例だが、強豪国の選手も初キャップや記念の試合のものはとっておきたいので交換しない場合がある。もし自分が日本代表選手だったとして、あの試合の日本代表ジャージをとっておくか、初対戦の南アフリカのジャージを交換してもらうかは、悩みどころだと思う。
ワールドカップに向かう前段階から、現地でのエピソード。そして、エディージャパンのハードワークについてさまざま語ってもらった。真壁選手は2013年時点で、エディー・ジョーンズヘッドコーチから、「ワールドカップでは4試合ともリザーブで、インパクトプレーヤーとして出てもらうから、その準備をしておいてくれ」と言われていたそうだ。「そう思って準備していたら、アマナキ・レレイ・マフィというインパクトプレーヤーが現れて、正直、焦りました~」。真壁選手は静かに語る大野選手の話を聞きつつ、面白いコメントを連発してお客さんを笑わせていた。
大野選手のコメントも面白いのがたくさんあったのだが、南アフリカ戦の最後のPGの判断について、交代で退場していた大野選手がどう感じたのか聞いてみると、「スクラムであれ、ペナルティーゴールであれ、どんな判断と結果でも、グラウンドにいたリーチキャプテンと15人の判断がベストであり、それを信じ、尊重する。それだけでした」と語った。しびれる。
また、2人とも、最終戦となったアメリカ戦後は最良の時間だったと話していた。「翌日は昼間から飲んで、空港に向かうバスにもビールが用意されていて、楽しくて、楽しくて、できることなら、ずっとあのバスに乗っていたかったです」(大野選手)。2007年、2011年大会では健闘むなしく1勝もできなかった大野選手ならではの言葉だった。
11月9日は、東芝の府中グラウンドへ行って、廣瀬俊朗選手とリーチ マイケル選手のインタビューだった。12月発行予定の日本ラグビー協会メンバーズクラブ会報誌に掲載されるもの。日本代表の前キャプテンと現キャプテンである。「必要なときに必要なことができればいい」と陰に日向にサポートした廣瀬選手と、ワールドカップで現地入りしてからめきめきとキャプテンらしくなっていったリーチ選手の、とても良い語らいだった。帰国後、取材やテレビへの出演で多忙を極めるリーチ選手。この日も朝から複数の取材を受けていた。「でも、トップリーグも始まるので、これでおしまい。しばらくはラグビーに集中します」とのこと。

「村上さん、いつからラグビーの取材しているんでしたっけ?」(リーチ)
「1987年から」(村上)
「生まれてないや」(リーチ)
おじいちゃんになった気がした。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会 準決勝 2026/01/05 東大阪市花園ラグビー場
1月5日 午前10:55〜
-
第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会 準々決勝 2026/01/03 東大阪市花園ラグビー場
1月3日 午前10:25〜
-
第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会 決勝 京都成章(京都) vs. 桐蔭学園(神奈川第一)
1月7日 午後1:45〜
-
第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会 3回戦 2026/01/01 東大阪市花園ラグビー場 第1グラウンド
1月1日 午前10:25〜
-
第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会 3回戦 2026/01/01 東大阪市花園ラグビー場 第3グラウンド
1月1日 午前10:25〜
-
ラグビー 全国大学選手権 25/26 準々決勝-2 天理大学 vs. 早稲田大学
12月20日 午後1:50〜
-
第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会 2回戦 2025/12/30 東大阪市花園ラグビー場 第2グラウンド
12月30日 午前9:25〜
-
第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会 2回戦 2025/12/30 東大阪市花園ラグビー場 第3グラウンド
12月30日 午前9:25〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!
