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先日、最後まで書けなかったが、女子セブンズ日本代表はワールドシリーズのコアチーム昇格決定戦で、アイルランド代表にも競り勝って優勝。これは快挙だ。海外チームとは日本の男子より体格差の大きい女子日本代表は、割り切って小さいチームがいかに勝つかを突き詰めている気がする。このまま突き進んでほしい。
男子の15人制日本代表は、8月29日はウルグアイ代表との第2戦、そしてイングランドへ旅立つ。エディー・ジョーンズヘッドコーチがワールドカップ後に辞任する発表があって、暗澹たる気持ちになっている人は多いと思うが、逆に選手はすっきりした気持ちで本大会に臨めるのではないか。選手は常にポジティブでいてほしい。

今月号のラグビーマガジンは、トップリーグ写真名鑑付き。日本代表、ラグビーワールドカップ特集だが、藤島大さんの巻頭コラムから、「チームワーク」を意識させられる文章が続く。大さんの「こんな最新の代表にあっても、古典的なチームワークは勝利の根底をなす。そいつなしに歓喜なし。本物の無念にさえ届かない」という一説に深くうなずいた。田中史朗選手のロングインタビューには、「試合に出られなくても、チームが勝てばそれでいい」、世界選抜戦レポートには、「ジャパンは組織ありき、課題、あらためて浮き彫りに」という見出し。
トップリーグのインタビュー特集では各チームの注目選手が出てくる。ホンダヒートは、ディグビー・イオアネ。おお、もう来てるんだと改めて驚く。トップリーグの外国人選手に関しては、確認するたびに驚いている感じだ。日本にやってきた理由。「ボールがよく動くラグビースタイルの中でこそ、自分の力は発揮できる」。
「スティーブ小林のワールドカップの楽しみ方」は必読ですな。そうそう、忘れてはいけない。巻末インタビューは、日本代表の村田毅選手のお兄さんで、ミュージシャンの村田匠さんが登場。ラグビー愛好者ならとても嬉しい内容だ。村田さんとは、9月11日、ノーサイドクラブ(高田馬場)のラガールデー(女性サービスデー)で一緒に短いトークライブをし、ラグビーへの思いを綴った新曲も披露してもらう予定だ。

村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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