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ラグビー コラム 2015年7月24日

大西、箕内、大畑、元日本代表選手3連続取材

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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一昨日、昨日とインタビュー取材で飛び回っていた。大西将太郎選手(豊田自動織機シャトルズ)、箕内拓郎さん(NTTドコモレッドハリケーンズ・コーチ)、大畑大介さんの3人である。写真は、大阪南港グラウンドでの箕内さん(左)、そして刈谷市の豊田自動織機のグラウンドでの大西選手。大畑さんは写真撮るのを失念していた(涙)。京都に住んでいるとよくテレビで見るのだが、現役時代よりかなりスリムになった印象。箕内さんも「筋肉落ちました」と少しやせていた。大西選手は現役だから色も黒いし、体も引き締まっている。

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今回の取材は、9月18日に開幕する第8回ラグビーワールドカップ(RWC)の前に出版されるナンバーの創刊号「ナンバーPLUS」(ラグビー特集号)に掲載されるもので、大畑さん(1999年、2003年)、箕内さん(2003年、2007年)、大西選手(2007年)とそれぞれが出場した大会で、なぜ日本代表は勝ちきれなかったのか、当事者としてどんなことを感じていたのかをうかがった。実はもう一人聞くのだが、それは取材が終わったらお伝えしたい。

内容は誌面に詳しく書かせてもらいたいが、3人ともが口をそろえるのは、事前の準備の大切さだ。ただし、大西選手は「練習ではできないのに、試合でできる選手もいる」と話し、その選手の性格や特性を理解し、起用することが大切だとも話していた。

箕内さんは、南アフリカ、スコットランド、サモア、アメリカと、すべてのチームと対戦経験がある。南アフリカとは世界選抜の一員として戦った。その実感からそれぞれの特徴も解説してくれた。さすが、2大会連続の日本代表キャプテンである。話を聞いていて、この人がキャプテンだったら僕も頑張れそう、と思ってしまった。

その箕内さんは、現在のキャプテン、リーチ マイケル選手について「リーダーが、一番レベルの高い経験を積んでいるのは頼もしい」と言っていた。一番怖いのは試合中にパニックになること。想定外のことが起きても、冷静に対処するには、どれだけタフな経験をしてきたかが問われる。3人とも、現在の日本代表を高く評価し、大いに期待していた。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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