人気ランキング

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム一覧

ラグビー コラム 2015年4月26日

関西ラグビーまつり

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

26日の日曜日は、東大阪市の花園ラグビー場で開催された「関西ラグビーまつり」に行っていた。とにかく、賑やかだった。朝9時から多目的グラウンドでは、普及の部としてミニラグビー。第2グラウンドでは、大阪のラグビー名門高校の「なつかしの高校OB交流戦」。

そして、第1グラウンドでは、第9回関西中学生大会の「天理中学校OB VS 愛光中学校OB」、そして、中止になった第68回全国高校大会決勝「大阪工大高OB VS 茗溪学園高OB」の戦い。茗溪学園のSO赤羽のパス、大阪工大高の元木由記雄のパワフルな突進。懐かしく見ることができた。きょうの軍配は大阪工大高に上がったが、ほうとうに当時戦っていたら、どうだったんだろう、そんな感慨にふける戦いだった。

黒潮・躍虎太鼓の見事な演舞のあとは、メインゲームのNZU来日記念「ニュージーランド学生代表 VS 関西学生代表」。スーパーラグビーの予備軍もいるNZUが圧倒するのかも思いきや、関西学生代表が健闘し、FL田渕真理キャプテン、CTBトンガ モセセらを軸に激しいタックルを浴びせ、SO清水晶大のトリッキーな動きで防御を翻弄。前半14-17という僅差で折り返した。「関西ラグビー復権」を合言葉に、昨秋の関西大学Aリーグからセレクションを重ね、この試合に向けてチームを編成してきた意気込みが、そのプレーぶりに集約されていた。

最終スコアは、40-19と引き離されたが、大西健監督は「勝てるチャンスもあったし、よくやった。FWの奮闘は大きい。選手達には自信になったでしょう。きょうは、関西大学リーグのチームが全員で見に来てくれて自分達の代表を応援した。勝ち負けを越えて良かったと思います」と語り、関西の大学がひとつになって戦ったことが、心底嬉しそうだった。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ