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4月19日の夜は京都市内のホテルで行われた、「呉先生の門出を祝う会」に参加させてもらった。27年にわたって教鞭をとり、コーチを経て監督として大阪朝鮮高級学校ラグビー部を8年間率いた呉英吉(オ・ヨンギル)さんが、同校を退職し、新たなスタートを切ることになったのだ。親交の深かった京都成章高校ラグビーの湯浅泰正監督の呼びかけで、全国各地の高校指導者が集い、呉英吉さんの門出にエールを贈った。
元布施工業高校ラグビー部監督で現在は大阪国際大学の副学長を務める川村幸治さん、常翔学園高校の野上友一監督、御所実業高校の竹田寛行監督など高校ラグビー界を長らく牽引してきた先生方に、東福岡高校の藤田雄一郎監督、東海大仰星の湯浅大智監督ら若手の指導者も含めて、参加者は約100名。会の副題に、「ラグビーっていいな、ONE FOR ALL、ALL FOR ONE」とあったが、まさにその通りの高校ラグビー界の深い絆を見た思いだった。
呉さんの後継者として監督に就任するのは、これまでコーチを務めていた権晶秀(コン・ジョンス)さん。大阪朝高ラグビー部の6代目の監督となる。「金信男先生、呉英吉先生が一から作られてきたラグビーを引き継ぐことになります。自分にできるのかという気持ちはありますが」と前置きしつつ、呉先生の教えを守って強いチームを作っていきたいと意気込みを語った。権監督他チーム一同のメッセージとして上映された映像には、呉先生が指導されてきた足跡が感動的に編集され、「在日ラグビー、日本ラグビーの発展のため、新たなステージへ。これからもよろしくお願いします」と綴られていた。
呉先生の最後の挨拶には感動させられた。詳細は別の機会に書きたいが、大阪府予選で、なかなか勝てないとき、ラグビーは人間形成が大事なんだということに気づき、礼儀やマナーを重んじ、それを生徒に理解させることによって全国大会の常連になることができたことなどを語った。そして、「ラグビーからは離れられません。それが僕の決意です」と話し、ラグビーの発展に寄与するために、何ができるかを模索していく決意を語った。

写真は、奥様と大阪朝高2年の息子さんと。たくさんの人に慕われるお父さんを見て、息子さんも誇らしかったのではないかなぁ。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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