人気ランキング
コラム一覧
14日の日曜日は、京都の西京極に行っていた。JSPORTSで全国大学選手権セカンドステージの2試合を解説した。内容はラグビーマガジンにも書くので、簡単に触れたい。
第1試合は、関東大学リーグ戦2位の東海大が、強力なスクラムで関西大学リーグ3位の同志社大に圧力をかけた。同大もSH大越元気、SO渡邉夏燦をj軸にボールを動かしたのだが、横には行くが前に出られなかった。東海大は、後半6分、LOダラス・タタナがドライビングモールからトライ、15分は、モール背後から走り込んだWTB石井魁がトライするなど、FW戦で優位に立ち、快勝スタート。
第2試合は、関西王者の関西学大がSO清水晶大を軸に何度もラインブレイクして、関東大学対抗戦2位の明治大を攻め立てた。しかし、一線防御が抜かれても、明大は粘り強く守り、拮抗した展開に。勝敗を分けたのはラインアウトの精度だった。再三、ゴール前のラインアウトでトライチャンスを得た関西学大は、これをことごとくミスしてしまう。14-3の明大リードで迎えた後半39分、関西学大はようやくPR井之上亮がトライし、14-10の4点差に迫ると、自陣から最後の攻撃をしかけた。しかし、22mライン内でパスがつながらす、そのこぼれ球をインゴールで押さえられ、逆に突き放されてノーサイドとなった。
2試合を通して、セットプレーで関東勢が上回った内容だった。
■大学選手権セカンドステージ、12月14日の結果
東京・秩父宮ラグビー場
筑波大学○44-22●大東文化大学(前半17-10)
慶応義塾大学○34-14●中央大学(前半14-14)
大阪・ 近鉄花園ラグビー場
早稲田大学○39-15●立命館大学(前半15-9)
流通経済大学○55-7●京都産業大学(前半17-0)
京都・西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
東海大学○40-3●同志社大学(前半7-3)
関西学院大学●10-21○明治大学(前半3-7)
福岡・レベルファイブスタジアム
法政大学○54-19●朝日大学(前半12-19)
帝京大学○43-3●天理大学(前半17-3)
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
ラグビー 全国大学選手権 25/26 3回戦-1 東洋大学 vs. 帝京大学 / 3回戦-2 早稲田大学 vs. 関東学院大学
12月14日 午前11:20〜
-
【限定】ラグビー 関東大学リーグ戦2025 入替戦 大東文化大学 vs. 専修大学
12月13日 午前11:20〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-4 コベルコ神戸スティーラーズ vs. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
12月13日 午後4:50〜
-
ラグビー 全国大学選手権 25/26 3回戦-3 関西学院大学 vs. 福岡工業大学 / 3回戦-4 京都産業大学 vs. 慶應義塾大学
12月14日 午前11:20〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-6 東芝ブレイブルーパス東京 vs. 埼玉ワイルドナイツ
12月14日 午後2:45〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-1 ブラックラムズ東京 vs. 東京サンゴリアス
12月13日 午後12:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-3 トヨタヴェルブリッツ vs. 三重ホンダヒート
12月13日 午後2:20〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2025 明治大学 vs. 早稲田大学
12月7日 午後1:50〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!
