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金曜日のナイターを、久しぶりにバックスタンドで楽しんだ。試合を予想通り拮抗した。互いにミスもあったが、攻め合ったことで観客席もかなり楽しまれていたように感じた。
最初にトライチャンスをつかんだのは、サントリーだった。前半9分、SOピシ、NO8バーガー、CTBニコラスで抜けだし、ゴールに迫ったが獲りきれず。15分、今度は神戸製鋼が、SO正面のキックパスをWTB今村がキャッチして、インゴールに押さえたかに見えたが、ボールをこぼしており、トライならず。29分、神戸製鋼はCTB山中がPGを決めて先制。しかし、37分、サントリーは、ニコラスのキックをWTB中靏が押さえて、7-3と逆転する。
後半も一進一退の攻防が続いたが、12分、CTB山中の突破でチャンスを作り、NO8マパカイトロがトライして、17-10。18分には、WTB山下楽平のトライで、22-10。サントリーもFL佐々木がトライを返すなど追いかけたが、36分、神戸製鋼のモールからのHO村上のトライで勝負あり。しかし、サントリーも終了間際に、PR垣永がトライして7点差以内の負けのボーナス点は獲得した。
「サントリーのように、よくボールを動かすチームに対して、最後までよくディフェンスしてくれた」(ギャリー・ゴールドHC)。「ディフェンスで最後まで前に出ることができた」(伊藤鐘史)。と、首脳陣からはディフェンス面が勝因として語られた。敗れたサントリーの大久保監督は、「完敗です。神戸の方が局面で前に出ていましたね。うちはボールを下げてしまうことが多かったです」と、潔く語った。
マンオブザマッチは、再三ディフェンスを突破し、大きなキックで陣地をとり、プレースキックも決め神戸製鋼の山中亮平。また、平島久照がトップリーグ100試合出場を達成した。
◇TLファーストステージ第5節・金曜の結果
サントリーサンゴリアス●22-29○神戸製鋼コベルコスティーラーズ(前半7-3)
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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